金翰秀とは? わかりやすく解説

金翰秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 13:56 UTC 版)

金 翰秀(キム・ハンス)
Kim Han-Soo
基本情報
国籍 韓国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1971-10-30) 1971年10月30日(53歳)
身長
体重
186 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手
プロ入り 1994年 2次ドラフト1巡目
初出場 1994年
最終出場 2007年
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
国際大会
代表チーム 大韓民国
五輪 2000年
オリンピック
男子 野球
2000 野球

金 翰秀(キム・ハンス、ハングル김한수1971年10月30日 - )は、大韓民国出身の元プロ野球選手内野手)、野球指導者。

経歴

現役時代

中央大学校を経て1994年に三星ライオンズに入団。

2000年のシドニー五輪、2003年のアテネ五輪アジア予選などで韓国代表入りした。

1994年から2007年までの14年間、三星の中心選手としてプレーし、主に6番打者としてクリーンナップをバックアップする役目を果たして2002年、2005年、2006年の三度の優勝に貢献した。攻守ともに堅実な働きで、全盛期では同じ三塁手で韓国を代表する巨砲である金東柱(キム・ドンジュ、斗山ベアーズ)を押し退けて、ゴールデングラブ賞を6回受賞した。

2005年からは主に一塁手としてプレー。

2006年、韓国リーグを制覇した三星ライオンズの一員としてアジアシリーズにも出場。

2007年シーズン後、現役続行に未練を残しつつも、球団の勧告に勝てず現役引退。

引退後

2008年は三星で二軍打撃コーチを務めた。

2009年3月1日、読売ジャイアンツ二軍打撃コーチ研修に就任。一軍のベンチに時々入り、ベンチコーチを務めたり、李承燁の悩み相談役としても活動し、同年9月に帰国した。

2010年からは三星ライオンズのコーチに復帰した。

2016年10月、柳仲逸監督の退任を受けて三星ライオンズの監督に就任し、2019年シーズン終了後に退任した。

2023年より斗山ベアーズのコーチとなる。2024年限りで退団した。

人物

李承燁とは1995年から9年間一緒にプレー。五輪や2006 ワールド・ベースボール・クラシックでの活躍により国民的打者となった李承燁からも「兄貴分」として慕われている。そのため、李承燁が2023年より斗山ベアーズの監督となると、斗山のコーチになった。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1994 三星 103 309 279 41 76 13 2 10 123 31 6 3 12 1 15 2 2 52 5 .272 .313 .441 .754
1995 34 100 92 17 28 4 0 2 38 13 3 0 3 1 2 0 2 12 2 .304 .330 .413 .743
1996 30 59 54 7 10 0 0 0 10 1 1 0 1 0 3 0 1 21 2 .185 .241 .185 .427
1997 124 524 466 57 136 27 1 9 192 68 9 9 13 2 36 4 7 79 6 .292 .350 .412 .762
1998 126 503 463 65 139 24 1 15 210 80 5 3 9 6 19 1 6 70 19 .300 .332 .454 .786
1999 128 551 497 87 169 36 1 18 261 88 7 6 1 7 33 4 13 73 12 .340 .391 .525 .916
2000 126 519 464 54 122 26 1 7 171 57 8 5 6 6 30 0 13 73 7 .263 .322 .369 .690
2001 117 478 427 59 133 29 2 13 205 61 3 2 3 7 28 3 13 57 11 .311 .366 .480 .846
2002 117 541 486 69 151 23 1 17 227 76 4 2 2 4 35 2 14 61 15 .311 .371 .467 .838
2003 131 532 478 67 141 23 1 17 217 70 5 2 4 4 29 0 17 57 20 .295 .354 .454 .808
2004 133 558 498 60 135 30 1 16 215 84 1 2 6 4 30 2 20 79 23 .271 .335 .432 .767
2005 114 465 406 55 119 18 0 15 182 73 1 0 3 3 35 3 18 68 9 .293 .372 .448 .821
2006 103 396 343 41 87 15 0 7 123 54 6 3 2 4 32 0 15 54 12 .254 .340 .359 .699
2007 101 317 289 25 68 11 1 3 90 26 0 2 2 5 14 0 7 44 6 .235 .283 .311 .594
通算:14年 1497 5852 5242 704 1514 279 12 149 2264 782 59 39 67 54 341 21 148 800 149 .289 .346 .432 .778
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 50 (1994年 - 1995年)
  • 25 (1996年)
  • 5 (1997年 - 2008年)
  • 130 (2009年)
  • 86 (2010年 - 2019年)
  • 75 (2023年 - 2024年)

表彰

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金翰秀」の関連用語

金翰秀のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金翰秀のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金翰秀 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS