孫勝洛とは? わかりやすく解説

孫勝洛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 15:36 UTC 版)

孫 勝洛(ソン・スンナク)
Son, Seung-Lak
起亜タイガース 首席コーチ #68
基本情報
国籍 韓国
出身地 大邱広域市
生年月日 (1982-03-04) 1982年3月4日(43歳)
身長
体重
187 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2001年 2次ドラフト3巡目(2005年入団)
初出場 2005年4月2日
最終出場 2019年10月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

選手経歴

指導者経歴

国際大会
代表チーム 大韓民国
WBC 2013年
ソン・スンナク
各種表記
ハングル 손승락
漢字 孫勝洛
発音: ソン・スンナク
英語表記: Son Seung-Lak
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孫 勝洛(ソン・スンナク、: 손승락1982年3月4日 - )は、韓国大邱広域市出身の元プロ野球選手投手)、野球指導者。

経歴

2001年ドラフトで2次3ラウンド25位で現代ユニコーンズに指名受けたが、嶺南大学校に進学。高校時代には遊撃手だったが、大学入学後に投手へ転向。

1年目の2005年は即戦力として先発ローテーションに加入したが5勝10敗防御率5.43と低迷した。

2006年は、先発兼中継ぎとして登板。6勝5敗2ホールド防御率4.17と凡庸な成績に。

2007年は、怪我のリハビリで1軍登板機会はなくシーズン終了後、警察野球団に入隊した。孫が軍生活をする中、現代ユニコーンズは解体され選手達はウリ・ヒーローズに引き渡された。

兵役を終え、チームに合流した2010年は抑えの趙容浚(チョ・ヨンジュン)が怪我で開幕絶望となると代役として、クローザーに任命される。3月27日の開幕戦でロッテ・ジャイアンツを相手に初セーブを挙げた。その後も揺らぐことなく結果を出し続け、9月24日には26セーブを記録して李庸燦を抜きセーブ数リーグ1位を確定。自身初のタイトルを手中に入れ、同時に2008年に創立されたネクセン・ヒーローズにとっても初の個人タイトル受賞者となった。

2011年は故障で開幕一軍入りできなかったが、シーズン途中から守護神の座に戻り2年連続での活躍を見せた。

2012年は33セーブを記録。

2013年7月9日ロッテ戦にて通算100セーブを達成した。自己最高の46セーブを記録し3年ぶり2度目の最多セーブのタイトルを獲得。

2014年は32セーブで2年連続3度目の最多セーブのタイトルを獲得した。

2015年11月、初のFA(フリーエージェント)となり2016年より4年契約でロッテ・ジャイアンツに移籍した。

2017年は37セーブで自身3年ぶり4度目の最多セーブのタイトルを獲得。 2019年シーズン終了後、2度目のFAとなりロッテと交渉するも現役を引退した[1]

2022年より起亜タイガースの戦力強化コーディネーター[2]、2023年より起亜のフューチャース(二軍に相当)監督となった[3]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2005 現代 26 23 1 0 0 5 10 0 0 .333 599 134.1 154 18 48 0 10 80 6 1 81 81 5.43 1.50
2006 24 17 0 0 0 6 5 0 2 .545 408 95.0 112 5 21 0 6 48 2 0 49 44 4.17 1.40
2010 ネクセン 53 0 0 0 0 2 3 26 1 .400 245 63.1 47 2 17 6 2 64 5 0 20 18 2.56 1.01
2011 49 0 0 0 0 4 2 17 2 .667 202 52.1 41 2 13 1 1 41 0 0 12 11 1.89 1.03
2012 53 0 0 0 0 3 2 33 0 .600 203 50.1 50 2 15 2 0 47 2 0 12 12 2.15 1.29
2013 57 0 0 0 0 3 2 46 0 .600 249 62.2 50 1 20 3 1 52 4 0 17 16 2.30 1.12
2014 62 0 0 0 0 3 5 32 0 .375 259 62.1 69 6 11 0 2 53 3 0 30 30 4.33 1.28
2015 58 0 0 0 0 4 6 23 0 .400 272 61.1 73 6 13 2 3 63 1 0 35 26 3.82 1.40
2016 ロッテ 48 0 0 0 0 7 3 20 0 .700 232 50.2 61 5 24 4 3 48 5 1 25 24 4.26 1.68
2017 61 0 0 0 0 1 3 37 0 .250 250 62.0 59 7 11 2 1 62 0 1 16 15 2.18 1.13
2018 57 0 0 0 0 3 5 28 0 .375 250 57.2 53 1 20 4 1 60 2 0 26 25 3.90 1.27
2019 53 0 0 0 0 4 3 9 2 .571 233 52.2 55 3 19 3 3 44 2 0 27 23 3.93 1.41
KBO:12年 601 40 1 0 0 45 49 271 7 .479 3402 804.2 824 58 232 27 33 662 32 3 350 325 3.64 1.31
  • 太字はリーグ最高

背番号

  • 21 (2005年 - 2007年)
  • 1 (2010年 - 2019年)
  • 68 (2023年 - )

獲得タイトル・記録

KBO

脚注

外部リンク





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