金鍾国_(野球)

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金鍾国 (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/22 06:59 UTC 版)

金 鍾国（キム・ジョングク）
Kim Jong-Kook

基本情報
国籍	韓国
出身地	光州広域市
生年月日	(1973-09-14) 1973年9月14日（51歳）
身長 体重	180 cm 80 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	二塁手、遊撃手
プロ入り	1996年 1次ドラフト
初出場	1996年4月13日
最終出場	2010年
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
選手歴
光州第一高等学校 高麗大学 ヘテ・タイガース 起亜タイガース（1996 - 2010）
監督・コーチ歴
起亜タイガース (2011 - 2023)
国際大会
代表チーム	大韓民国
WBC	2006年
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金 鍾国（キム・ジョングク、朝鮮語: 김종국、1973年9月14日 - ）は、大韓民国光州広域市出身の元プロ野球選手、野球指導者。

経歴

アマチュア時代

高麗大学時代からアマチュア代表の遊撃手を務めるほど、頭角を現した。

ヘテ・起亜時代

1995年の1次ドラフトでヘテ・タイガースから指名された。

入団してすぐ二塁のレギュラーに定着。李鍾範と二遊間コンビを形成して、翌年までヘテの2度目の韓国シリーズ連覇に貢献。

李鍾範が中日ドラゴンズに移籍した後は、故障などで苦労する時間が多かったが、回復してからは外野にコンバートされた李鍾範の代わりに内野陣の司令塔の役割を果たしていた。

国際大会では2002年釜山アジア大会韓国代表に選ばれ、金メダル獲得に貢献した。

2006 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表にも選ばれた。

2010年4月、起亜が韓国プロ野球史上初の3軍を創設するに当たってプレイングコーチに任命され、同年限りでの現役引退も表明した。

引退後

2011年からコーチ専任となった。

2019 WBSCプレミア12韓国代表の作戦コーチも務める。

2021年12月5日、契約解除となったマット・ウィリアムズの後任としてチームの監督に就任した。

2024年1月28日に、前団長の張正錫と共に背任収賄容疑で捜査を受けていたことが発覚し、職務を停止された事が球団から発表され、翌29日に契約を解除された。

プレースタイル・人物

打率はやや低いが、俊足と粘り強い打撃、堅実な守備が特徴。

引退後、応援歌は同じく二塁手の安致弘に受け継がれた。

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
1996	ヘテ KIA	126	481	428	52	92	21	2	11	150	51	22	4	5	5	37	1	6	104	5	.215	.284	.350	.634
1997		126	433	371	52	78	15	0	9	120	35	13	4	20	3	37	1	2	74	8	.210	.283	.323	.606
1998		42	139	125	15	29	2	1	2	39	11	8	2	2	1	7	0	4	21	5	.232	.292	.312	.604
1999		2	5	3	2	1	0	0	1	4	2	0	0	0	0	2	0	0	1	0	.333	.600	1.333	1.933
2000		86	258	228	26	59	11	1	2	78	31	15	4	2	4	21	0	3	42	4	.259	.324	.342	.666
2001		101	416	361	63	103	15	3	4	136	25	21	12	7	3	40	0	5	56	5	.285	.362	.377	.739
2002		133	595	527	95	151	26	3	8	207	53	50	9	3	1	61	0	3	116	5	.287	.363	.393	.756
2003		125	539	464	67	116	23	1	6	159	46	31	11	14	3	53	0	4	67	3	.250	.330	.343	.673
2004		133	562	491	66	130	20	1	10	182	46	39	8	18	2	46	0	5	81	10	.265	.333	.371	.704
2005		117	429	374	39	88	15	3	4	121	40	11	5	10	5	37	0	3	68	7	.235	.305	.324	.629
2006		111	369	323	35	73	17	1	1	95	26	16	5	16	2	25	0	3	59	6	.226	.286	.294	.580
2007		93	342	288	47	69	13	0	6	100	28	13	3	6	2	40	0	6	39	13	.240	.342	.347	.689
2008		113	346	300	33	70	16	3	1	95	26	13	3	10	1	33	0	2	57	5	.233	.313	.317	.630
2009		51	123	108	12	27	4	0	1	34	9	2	0	3	2	10	0	0	12	1	.250	.308	.315	.623
KBO：14年		1359	5037	4391	604	1086	198	19	66	1520	429	254	70	116	34	449	2	46	797	77	.247	.321	.346	.667

• 各年度の太字はリーグ最高

背番号

• 16 （1996年 - 2010年）
• 83 （2011年 - 2012年）
• 77 （2013年 - 2014年）
• 74 （2015年 - 2023年）

獲得タイトル

• 盗塁王－1回（2002）
• ゴールデングラブ賞（2002）