麻那姫湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:03 UTC 版)
ダム湖の名称は「麻那姫湖」と名付けられた。名の由来は地元の伝説である「麻那姫(真名姫)」伝説に由来している。流域に住む長者である十文字長者の一人娘に「麻那姫」という美しい娘が居た。ある年旱魃が起こり作物が全滅の危機に陥った時、河の神である竜に女性を捧げれば全滅を回避できるというお告げがあった。そこで麻那姫は自ら進んで竜が潜むと言われる渕に身を投げた。すると忽ち大雨が降り作物は全滅を免れた。村人は姫が入水した川を「真名川」と呼び祠を建て姫を祀ったと伝えられている。 真名川ダム上流部には麻那姫湖青少年旅行村が整備されている。麻那姫湖青少年旅行村春の里のダム湖沿いには、1992年(平成4年)に麻那姫の像が建立され、冬季は雪囲いがされている。 麻那姫湖 麻那姫像
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