反織田勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 03:06 UTC 版)
斎藤龍興 斎藤道三・義龍亡き後の斎藤家当主。狡猾そうな肥満体の武将。織田家の墨俣築城を無謀だと嘲るが、後に美濃三人衆に離反されて居城・稲葉山城から伊勢長島に逃れる。 上杉謙信 上杉家当主。信長の強敵。「義に厚い」と評されているが、その反面戦の非情さを骨身に染みて理解しており、一向宗との戦では苛烈な一面を覗かせる。 松永久秀 大和の大名。右目に傷を負っている。信長上洛後は織田軍に属し、越前撤退戦では信長の命を救うが、後に足利義昭に寝返る。室町幕府崩壊後は再び信長に仕えるが、信長が上杉謙信と対陣する間に再び謀反を起こす。しかし信長の策により上杉軍は撤退し、彼も信貴山城に追い詰められる。最後は信長の降伏勧告を拒否し、天守閣にて茶器の平蜘蛛に火薬を詰めて爆死する。 三好三人衆 足利義輝死後の畿内の有力者。足利義昭を奉じて上洛してきた信長と対立し、信長の留守を狙って義昭を襲撃するも失敗した。その後はかつての敵義昭の陣営に与し、越前から撤退する信長を狙うが再び失敗する。 波多野秀治、波多野秀尚 丹波国の大名。丹波を攻略する光秀の懐柔策により、信長との講和に応じる。しかし彼らは信長と会見し、講和を結ぶふりをして逆に信長を襲撃したため、返り討ちにされ両名とも死亡する。この行動の裏には顕如の策謀があったとされるが、光秀は全く気づいておらず、波多野家に人質として送った母を殺されてしまう。 今川義元 今川家当主。桶狭間にて織田軍に討ち取られる。生前の登場はなく、討ち取られた首が登場する。 岡部元信 今川家家臣。織田軍に討ち取られた義元の首を奪還しようとする。首が返された後は鳴海城を引き払い、駿河に撤退する。 本作ではかなりの老将として描かれている。 若狭坊厳空 延暦寺の僧兵。延暦寺の堕落を憂う良心の僧で、光秀の比叡山脱出を手助けする。織田軍の叡山攻めでは一人で織田兵を薙ぎ倒す獅子奮迅の働きをするが、鉄砲隊によって討ち取られる。
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