反マーレ派義勇兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:59 UTC 版)
「進撃の巨人の登場人物」の記事における「反マーレ派義勇兵」の解説
イェレナ (Yelena) 声 - 斎賀みつき 反マーレ派義勇兵のリーダーで、長身の女性兵士。マーレに滅ぼされた国出身でジークを神と称える信奉者。後にマガトとピークの調査でマーレに滅ぼされた国の出身者というのは虚偽であったことが判明する。彼女自身は一般的なマーレ人で、この事はオニャンコポンはおろか、ジークすら知らなかった。目的のためなら寝食を共にした同僚や仲間を容赦なく殺す過激かつ冷酷な性格。 854年のマーレ遠征作戦の際に顎ひげをつけた変装でピークとポルコを誘導して落とし穴に嵌めた。851年の第一次パラディ島調査船団の一員としてパラディ島を訪れた際にマーレ軍上官を射殺して調査兵団に投降、調査兵団に協力し以降のパラディ島調査を阻止した。パラディ島の近代化に寄与し、鉄道技術・港湾整備・友好国のヒィズル国を招いて外交を始めるなど、パラディ島の政府の中枢まで影響する立場になるが、その裏でエレン・フロックらを焚きつけて「イェーガー派」を結成させクーデターを企て、パラディ島の幹部・憲兵にジークの脊髄液ワインを盛った。 ジークに対する人質として、他の義勇兵とともにピクシス司令に軟禁されるが、クーデター後はイェーガー派とともに、逆にエルディア軍幹部・憲兵らを拘束した。 「地鳴らし」発動後は、「安楽死計画」の首謀者としてイェーガー派に処刑されそうになるが「車力の巨人」に救われた。エレンの目的地を知る者として、ハンジらに連れ回させられ、マガトの拷問にも口を割らなかったが、湾岸都市オディハでエレンの目的地「スラトア要塞」を自白した。ヒィズルの者たちと共に船に乗っていたが、ファルコの巨人化により船が沈没し、キヨミらと共に救命ボートで漂流したのを最後に登場しておらず、その後の消息は不明。 オニャンコポン (Onyankopon) 声 - 樋渡宏嗣 黒人の兵士。航空船舶の操縦に長けている。 854年のマーレ遠征作戦の際には飛行船の操舵手を務め、調査兵団の脱出に一役買った。851年にイェレナと共にマーレ兵を制圧して調査兵団に投降し、パラディ島に港を作ることを提案した。 マーレ軍のシガンシナ区奇襲が始まると、拘束されていた104期の調査兵団に、イェレナの本当の目的は知らされていなかったことを告白して和解、イェーガー派に拘束されていた全てのエルディア兵を解放した。 「地鳴らし」発動後、イェーガー派への服従を拒み処刑寸前のところを「車力の巨人」にイェレナとともに救われた。出身の国を「地鳴らし」から救うため、エレンの討伐に協力し、輸送船の出港に尽力、切り札となる飛行艇を操縦して「始祖の巨人」に討伐隊を送った。 ジークの支持者の反マーレ派義勇兵だが、ジーク・イェレナが企んだ「安楽死計画」は、エルディアの発展と未来を心から望んでいたため拒絶している。イェレナのことは同志として疑わず、マガトがイェレナの正体=マーレ人であることを明かした際はコニーと共に驚愕した。調査兵団の主要メンバーと親しい関係で、団長のハンジと行動を共にすることが多く彼女の死に涙を流した。スラトア要塞に飛空艇でアルミンを含めた7名と爆薬を輸送し不時着、負傷していたところを「地鳴らし」から逃げてきたレベリオ収容区民に介抱される。 その後、マーレ大陸にてガビやファルコ、リヴァイらと行動を共にしている。
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