南三陸金華山國定公園とは? わかりやすく解説

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みなみさんりくきんかさん‐こくていこうえん〔みなみサンリクキンクワサンコクテイコウヱン〕【南三陸金華山国定公園】

読み方:みなみさんりくきんかさんこくていこうえん

宮城県にあった国定公園北東部リアス式海岸中心に歌津館崎(うたつだてざき)・牡鹿(おしか)半島金華山などが含まれた。昭和54年1979指定平成27年2015三陸復興国立公園編入


南三陸金華山国定公園

写真:金華山
金華山
南三陸金華山国定公園

気仙沼市南部から牡鹿(おじか)半島金華山に至るリアス式海岸公園であり、陸中海岸国立公園の南に続く位置にある。海岸線複雑に入り組み張り出した岬は断崖となり、南部には江ノ島列島金華山、網地(あじ)島などの島嶼とうしょ)も多い。

内湾砂浜小規模だが、海水浴場として利用され石英粒を多く含む十八成浜(くぐなりはま)などは鳴き砂知られるまた、湾内ではホタテカキの養殖漁業が盛んである。

牡鹿半島先端にある金華山島はモミブナ自然林残り野生ニホンジカニホンザル生息するまた、江ノ島列島足島(あしじま)には、ウミネコウトウなど海鳥繁殖地もある。



南三陸金華山国定公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 00:00 UTC 版)

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Minamisanriku-Kinkazan Quasi-National Park
南三陸金華山国定公園
牡鹿半島から望む金華山
地域 宮城県
最寄り 石巻市,女川町,南三陸町
座標 北緯38度17分43秒 東経141度34分00秒 / 北緯38.29528度 東経141.56667度 / 38.29528; 141.56667座標: 北緯38度17分43秒 東経141度34分00秒 / 北緯38.29528度 東経141.56667度 / 38.29528; 141.56667
面積 139.02 km2
創立日 1979年3月30日
運営組織 宮城県

南三陸金華山国定公園(みなみさんりくきんかさんこくていこうえん)は、三陸海岸南部、宮城県に位置していた国定公園であった。名の通り、三陸海岸の南部と金華山を中心とする海岸公園であった(三陸復興国立公園との境界線は気仙沼市で、旧・本吉郡本吉町(現・気仙沼市)以南の海岸が同国定公園となっていた)。1979年昭和54年)3月30日指定。2015年3月31日、三陸復興国立公園への編入に伴い、国定公園としての指定は解除された。[1]

金華山はこの国定公園最大のハイライトであり、花崗岩質からなる断崖が差し迫る。黄金山神社が鎮座した聖域でもある為、社叢(神社の境内にある保護林)には天然のブナ林、モミ林が残されている。またニホンジカ神鹿として扱った歴史があり、自然動物の宝庫にもなっている。その一方で、増えすぎたシカによる食害も深刻となっている。

南三陸海岸一帯は複雑な入江が連続し、海水浴場も多い。また、椿島、八景島など暖地性の植物群落(天然記念物)が見られる。

なお、日本三景で知られる松島はこの公園の西側に位置するが、県立自然公園止まりであり、国定公園区域には含まれなかった(日本三景の他の景勝地は全て上級公園に含まれる・なお日本三景すべてが特別名勝には指定されている)が、将来的に三陸復興国立公園に編入することが検討されている。

関連項目

外部リンク

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ http://www.env.go.jp/press/100386.html 甑島国定公園、妙高戸隠連山国立公園及び三陸復興国立公園の指定日等について 環境省

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