初代XK8/XKRとは? わかりやすく解説

初代(1996年-2006年)XK8/XKR

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 15:50 UTC 版)

ジャガー・XK」の記事における「初代1996年-2006年)XK8/XKR」の解説

1996年10月デビューコードネームは「X100」。デザインは故ジェフ・ローソンによるもので、XK-Eを彷彿とさせるものとなっている。 ボディ形状クーペコンバーチブルの2タイプで、前者足回りセッティング内装変え、「クラシック」と「スポーツ」という2つグレード設定された。 コンバーチブル開閉には20秒ほどしかかからない電動ソフトトップ持っており、クローズ時の快適性XJSより向上していた。内装クーペファブリックレザーのコンビシートを標準とし、コンバーチブルはレザーシートを標準としていた。もちろん、クーペでもオールレザーのシート選べた。いずれもエンジン自然吸気4リッターV8のみ。 1997年10月 - マイナーチェンジ。主にエクステリア変更受けたフロントバンパーリアバンパー、サイドプレスライン、リアスポイラーエグゾーストパイプなどのデザイン変更したまた、オプション新デザインアロイホイール採用された。また、クーペグレードは何もグレード名のないXK8と、XK8クラシックの2本に改められた。 1998年10月 - マイナーチェンジクーペ形式変更を受ける(GF-JEDA→GF-JEDC)。 1999年2月 - スーパーチャージャー搭載した「XKRクーペ」およびXKR「コンバーチブル」が発表された。この時点自然吸気の「XKコンバーチブル」は姿を消し、オープンモデルは過給モデル1本のラインナップとなった10月 - この年から各モデルCDナビ標準装備される。 2000年10月 - マイナーチェンジ。主にエクステリア変更を受ける。また、ナビDVDナビ進化した12月 - 50限定で「XKR シルバーストーン」が発売される。このモデルは主に足回り強化受けており、強化されサスペンションブレンボブレーキシステム大径アロイホイール20インチ)などを装備していた。 2001年11月ジャガー社の創設者であるウィリアム・ライオンズ生誕100年を祝う「XKR100」が、500台のみ世界中で限定販売された。日本市場へは、XKR100クーペ50台が割り当てられた。外装は特別色のアンスラサイトマイカ、内装特別仕様のレザー・インテリア。その他、専用装備として、BBS社製のMontrealアロイホイール20インチ)、ブレンボブレーキキャリパーなどが用意された。 2002年11月 - マイナーチェンジ搭載されエンジン排気量4.2リッターへと引き上げられそれに伴いトランスミッション6速ATとなった最大出力および最大トルクは、NAXK8クーペ・クラシックが304ps/6,000rpmと42.9kg・m/4,100rpm、過給モデルのXKRクーペおよびXKRコンバーチブルが406ps/6,100rpmと56.4kg・m/3500rpmと、いずれも向上したエクステリアも、灯火類中心に変更受けた2003年5月 - マイナーチェンジセンサーによる衝突防止安全技術ACCアダプティブ・クルーズ・コントロール)オプション設定された。 2004年5月 - マイナーチェンジエクステリア大きな変更受けた。最も大きく変わったのはフロントバンパーデザインで、フロントエアインテークの下部もうひとつエアインテーク設けられた。その他灯火類リアバンパーサイドのプレスライン、リアスポイラーエグゾーストパイプなどのデザイン変更が行われた。また、オプション新デザインアロイホイール採用された。 2004年10月 - 限定モデルである「ブラックナイト」が設定された。インテリア・エクステリアともブラック設定運動性能高めるべくクーペハンドリングパック(特別セッティングされたCATSダンピングコントロール、ハード仕様スプリングアンチロールバー、高剛性ステアリングラック採用)や20インチアロイホイールを採用したインテリアでは、アルミニウムインテリアパック、三連メーターゲージなどを装着するまた、ACCアダプティブ・クルーズ・コントロール)標準装備した。クーペ20台、コンバーチブル5台のみの限定発売であった2005年5月 - 限定車Cパック、Dパック、Eパック設定それぞれのアルファベットはかつてのジャガー社の名車CタイプDタイプEタイプにちなむものである。Cパック19インチアトラスアロイホイール、ACC、リバースパーク・コントロール、プレミアムサウンドシステムなどを装備した。Dパックは、クーペハンドリングパック、20インチデトロイトR Performanceアロイホイール、レッドペインテッドブレーキキャリパー(ブレンボ社製対向4ピストン)などを装備。Eパックは、アイボリートリム、20インチセパンR Performanceアロイホイール、レカロスポーツシート、リバースパーク・コントロールなどを装備した2005年9月 - クーペコンバーチブルそれぞれに最終限定車「XKR 4.2-S」を設定ボディカラー4色が特別設定された。インテリアには限定仕様のエルムウッドトリム、チェッカーフラッグあしらったバッジやトレッドプレート、アルミニウムインテリアパック、プレミアムサウンドシステムなどを装備した

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