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内藤佐和子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/21 10:19 UTC 版)

内藤佐和子（ないとうさわこ、1984年〈昭和59年〉3月28日^[1] - ）は、日本の政治家。徳島市長（1期）。徳島県初の女性首長であり^[2]、2023年10月までは、日本で最年少の女性市長であった^[3]^[4]。

脚注

注釈

^ 内藤は市長選の際、自身のウエブサイトに「7つの約束」というマニフェストを掲げた。その中で次のように綴った。「今の阿波おどりの運営は『阿波おどり実行委員会』が意思決定機関とされているものの、実際の現場の阿波おどりの運営に精通している者がほとんどいないというのが実情です。諮問機関とされている『運営協議会』の意見が聞き入れられることも、関係者との十分な対話もなく、ものごとを強引にすすめていく手法に対し『現市政になってからの阿波おどりの運営はおかしい！？』と憤っている市民は決して少なくありません。私自身が実行委員長に就任し、責任をもって関係団体と調整をはかりながら、阿波おどりにかかわるすべての人々が心から楽しめる阿波おどりにしていきます」^[24]
^ 2018年6月14日、市は、「阿波おどり振興協会」の合同連が南内町演舞場で実施していた総踊りについて、同年は中止すると表明した^[29]。これに反発した協会は8月13日午後10時、演舞場外で総踊りを強行実施した^[27]。協会顧問を務める岡孝治市議は同年9月21日の市議会で、遠藤が2016年11月に徳島市観光協会の近藤宏章会長に辞職を迫ったと発言。「このことに端を発する」として遠藤市政を批判し、不信任決議案を市議会に提出した（賛成5人、反対23人で否決）^[30]。
^ 内藤が当選するまでは、滋賀県大津市長を務めた越直美の36歳6か月が史上最年少。しかし内藤の記録も2023年に33歳で京都府八幡市長に当選した川田翔子によって大幅に更新された^[35]。
^ 徳島市立文化センターは遠藤市政時代に解体され、2019年3月に更地となった。登記上の所有権者は徳島県となっているこの土地について、市は2020年3月9日の市議会本会議で、「県有地を占有してから20年が経過した1984年8月に、市が所有権を時効取得した」とする専門家の意見書について「客観的な事実に基づく合理的な説明ができている」との見解を示した^[109]。ところがそれからひと月後に内藤が市長に就任すると、市は態度を一変させた。同年6月30日、元市議の久次米尚武は、文化センター跡地にある県有地の所有権は市にあるとして、県有地の時効取得手続きを内藤に求める住民監査請求をした。同年8月27日、市監査委員は請求を棄却した^[110]。
^ 賛成議員、反対議員の内訳は以下のとおり^[139]。
賛成9人 - 武知浩之、加村祐志、宮内春雄（以上朋友会)、佐々木昌也、岡孝治、黒田達哉（以上徳島活性会議）、齋藤智彦、岡南均（以上至誠会）、中西裕一（誠和会）
反対20人 - 加戸悟、見田治、渡邊亜由美、船越智子、古田美知代（以上共産党）、須見矩明、美馬秀夫、森井嘉一、山本武生、玉野勝彦（以上自民党）、増田秀司（無所属）、本田泰広、梯学、春田洋、森本聖子（以上朋友会）、土井昭一、藤田真由美、明石和之、岸本和代、黒下広宣（以上公明党）