全国正解率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 02:56 UTC 版)
「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の記事における「全国正解率」の解説
QMA3以降、問題毎に全国正解率が集計され問題表示領域の右上に表示されるようになり、出題された問題の難易度が概ねわかるようになった。 QMA3では問題出題の時点で表示されていたが、QMA4以降は問題出題の時点では非表示となっている。解答後(QMA4・QMA8-)あるいは正誤判定時(QMA5-QMA7)でないと表示されない(QMA8以降、協力プレーモードにおいて全国正解率を解答前に表示できるお助けアイテム「解析の天秤」が存在する)。そのためQMA3では「正解率が低いから裏をかく」という戦略があったとされるが現在の仕様では(解析の天秤を使わない限り)不可能となっている。 初登場のQMA3と、QMA4以降では集計方法が異なりQMA3では分岐(ひっかけ)が存在する問題(○×クイズ・四択クイズ・四文字言葉クイズ・タイピングクイズ)は分岐前(○×クイズを除く)及び全ての分岐先を全て一纏めにして集計していた。この為、分岐前後で極端に難易度が異なる問題では正確な全国正解率がわかりづらかった。 分岐前後で極端に難易度が異なる問題の例【問題例1-1】タイピングクイズ:日本中央競馬会の略称は「○○○」?○を答えなさい 答:「JRA」 【問題例1-2】タイピングクイズ:日本中央競馬会の略称は「JRA」ですが地方競馬全国協会の略称は「○○○」?○を答えなさい 答:「NAR」 上記の問題は前者と後者の知名度が極端に異なると推定されるがそれにも関わらず、全国正解率がまとめて集計されると正確さを欠くことになる。両者の出題比率を50%:50%と仮定し、それぞれの問題の全国正解率を前者90%、後者10%とすると、表示される全国正解率は「50%」(90×0.5+10×0.5)となり、プレイヤーにとっては前者の出題時には「思ったより正解率が低い」、後者の出題時には「この問題の正解率が50%もあるなんて信じられない」という感覚を抱く可能性がある。 QMA4以降では独立して全国正解率が集計されるようになり、上記の現象は解消されている。但し、分岐が存在しないものの選択肢が変化して出題される可能性のある一問多答クイズ・線結びクイズ・順番当てクイズ・グループ分けクイズにおいては選択肢の内容に関わらず正解率はまとめて集計されているので、正答が導きやすい選択肢の場合と正答が導きづらい選択肢による出題で全国正解率に齟齬が発生することがある(問題文が全く同じだが、選択肢のグループが異なるため、正解率が大きく異なる問題も存在する)。 全国正解率の集計は一定の条件(サンプル数に上限が設定されている可能性が高いとされるが定かではない)で集計がストップし全国正解率は変動しなくなる。なお、アップデートにより配信された新問はアップデート当日には全国正解率が表示されない。QMA8以降での協力プレイで「解析の天秤」を使用しても「-%」のままである。その代わりにアイテムは消費されない。新作が登場し、旧作の問題が引き継がれた場合の全国正解率の扱いは作品毎に異なり、全国正解率がリセットされる場合と前作の全国正解率がそのまま引き継がれる場合の両方のケースがある。DS版の全国正解率はアーケード版で集計されたものを使用している。 全国正解率は初見正解率ではないのであくまでも目安である。例として初めてその問題が出題された時は答えられなかったプレイヤーが2度目の出題で正解したというケースでも全国正解率が上乗せされ、旧作から存在する問題に関しては一般的な難易度から大きくかけ離れた高い全国正解率が記録されていることもある。 また、検定試験モードにおいても正解率は集計されており検定試験モード専用として初登場した問題が、後にその他のモードでも出題されるようになった際に全国正解率がリセットされないことにより上記と同様の現象が発生する可能性がある(検定試験モードでは出題される問題数に限りがあり同じ問題に遭遇する可能性が高い上に、検定試験モードは「その検定試験のジャンル」を好むプレイヤーがプレイする傾向があるとされ、そのジャンルが好きなプレイヤーにとっては常識であるものの一般のプレイヤーには難問に値する問題が極端に高い全国正解率が集計されることがある。)。 QMA7以降で実装された協力プレーモードにおいて少なくとも協力プレー専用の出題形式では「多答リレークイズ」において全国正解率が表示されないことから全国正解率が集計されていないとされる。(協力○×クイズ・協力文字パネルクイズ・協力スロットクイズ(QMA8で初登場)では全国正解率が表示されるが通常形式として出題される際の全国正解率が使い回されていることが確認されている)。また「多答リレークイズ」に似た形式の「早い者勝ちクイズ」(QMA8のトーナメント予選時に出題。問題文を一部修正した上で使い回されている問題が確認されている)では選べる選択肢に制限がかかることがあり公正さに欠けるものの全国正解率が集計されている。
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