入海貝塚とは? わかりやすく解説

入海貝塚

名称: 入海貝塚
ふりがな いりみかいづか
種別 史跡
種別2:
都道府県 愛知県
市区町村 知多郡東浦町
管理団体
指定年月日 1953.11.14(昭和28.11.14)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 大字緒川台地上にあり、衣ヶ浦湾に注ぐ境川流域地域占めるもので、現在は入海神社境内をなしている。貝層主としてハイガイ等によって構成されているもので所謂早期及び前期2層序が良好に保存されている。
わが国における縄文早期及び前期文化を知る上に価値が深い。
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入海貝塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/28 15:43 UTC 版)

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入海貝塚

入海貝塚(いりみかいづか)は、愛知県知多郡東浦町にある貝塚。入海式土器の標式遺跡として知られ[1]、1953年(昭和28年)11月14日に国の史跡に指定された[2]。入海神社の境内にある。

座標: 北緯34度59分8.0秒 東経136度58分10.5秒 / 北緯34.985556度 東経136.969583度 / 34.985556; 136.969583

入海貝塚

歴史

約7000年前の縄文時代早期の貝塚である[3]大正時代初期に確認され、現在までに4度の発掘調査が行われている[4]

貝塚は入海神社の拝殿と本殿の東側に幅約10メートル、長さ約80メートルの範囲に分布しており[5]ハイガイが約75%、マガキが15%ほかアカニシシジミなどが出土している[4]

このほか土器石器骨角器土偶、石のシカイノシシの骨が出土しており[6]、このうち土器は入海式土器と呼ばれる[3]

現地情報

所在地
  • 愛知県知多郡東浦町緒川字屋敷1区48
交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 入海貝塚”. 文化財ナビ愛知. 2014年9月9日閲覧。
  2. ^ 入海貝塚”. 国指定文化財等データベース(文化庁). 2014年9月9日閲覧。
  3. ^ a b 国指定文化財”. 愛知県東浦町うのはな館(郷土資料館). 2014年9月9日閲覧。
  4. ^ a b 入海貝塚とは”. コトバンク. 2014年9月9日閲覧。
  5. ^ 入海(いりみ)貝塚”. 愛知エースネット. 2014年9月9日閲覧。
  6. ^ 観光情報詳細:入海貝塚”. 愛知県観光ガイド. 2014年9月9日閲覧。

関連項目

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