ひかり‐どうはろ〔‐ダウハロ〕【光導波路】
光導波路
光導波路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 04:02 UTC 版)
光導波路(ひかりどうはろ、こうどうはろ、Optical Waveguide)とは、光学的な特性をもつ物質を用いて作成された、通信に光を用いる伝送路のこと。
- ^ 日経BP Tech-On フィルム状光導波路 1Gbpsとの指摘
- ^ 卒業研究報告 Si光導波路の作製 指導教員 神戸宏教授 報告者 難波康典 平成17年2月22日 高知工科大学 電子・光システム工学科(エッチングによって単一素材リッジ型光導波路を製造した例)
- ^ 含フッ素ポリイミドの光学物性と応用 東京工業大学・有機高分子物質専攻 安藤慎治
- ^ EnplaNet.com 光導波路の研究開発とポリマー材料
- ^ 金沢大学大学院自然科学研究科 電子情報科学専攻 超高周波工学研究室 Si光導波路
- ^ 光-光スイッチング方法、光-光スイッチング素子およびその製造方法
- ^ 関西ペイント株式会社 フィルム積層型導波路形成システムの開発について
- ^ 豊田中央研究所 研究報告 フィルム積層型導波路形成システム
- ^ システムインスルメンツ株式会社 光導波路分光法を用いた電気化学測定のイメージング 高橋浩三
- ^ 特許庁 光通信回路部品 光導波路の配置(各分野における特許出願件数の報告)
- ^ 科学技術動向 特集:光通信技術の研究開発動向 2001年8月号 文部科学省科学技術政策研究所 科学技術動向研究センター
光導波路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 07:06 UTC 版)
「量子カスケードレーザー」の記事における「光導波路」の解説
有用な発光デバイスを作製するために量子カスケード利得材料を処理する最初のステップは、利得媒質を光導波路に閉じ込めることである。これにより放出された光をコリメートされたビームに向けることが可能になり、光が利得媒質に戻り結合するというレーザー共振器が構築される。 2種類の導光路が一般的に使われている。リッジ導光路は量子カスケード利得媒質中に平行な溝をエッチングして、通常は~10umの幅、数mmの長さの量子カスケード材料の絶縁された溝が形成される。通常、注入電流をリッジに導通するために溝内に誘電材料が堆積され、リッジ全体が金で被覆されることによって導電性を付与し、リッジの発光時の放熱を助ける。光は導波路のへき開された端面から放射され、通常は寸法がほんの数マイクロメートルの活性領域を有する。 2番目は埋め込み型ヘテロ構造である。ここでは、QC材料も同様にエッチングされて、絶縁されたリッジが形成される。 しかし現在では、新しい半導体材料がリッジの上に形成される。 QC材料と成長した材料の間の屈折率の変化は、導光路を形成するのに十分で注入された電流をQC利得媒質に導くために、誘電体材料もQCリッジの周囲の成長した材料の上に堆積される。 埋め込み型ヘテロ構造導波路は、光が生成されている時にQC活性領域から効率的に放熱する。
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