俳優・タレントとしての経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:16 UTC 版)
「赤井英和」の記事における「俳優・タレントとしての経歴」の解説
引退後、母校・近畿大学のボクシング部コーチなど後継者育成を行っていたが、1988年に映画『またまたあぶない刑事』にゲスト出演し、俳優デビューを飾る。エンドロールには、名前の隣に「(浪花のロッキー)」のテロップがある。そして1989年に上映された阪本順治監督の『どついたるねん』で主役デビュー。この映画は赤井自身のボクサーとしての半生を絡ませた自伝的作品で、現役最終戦の対戦相手となった大和田も特別友情出演として登場し、その壮絶なファイトを再現した。 主な出演映画は、『どついたるねん』の他、『幻の光』 (1995年)、『十五才 学校IV』(2000年)など。主にキャラクターを生かした熱血タイプの関西人役が多い。『東京エレベーターガール』では、妻子が別にありながら主人公の少女(宮沢りえ)とプラトニックな恋をする準主役でレギュラー出演した。ドラマ『高校教師』では、生活指導に厳しい体育教師を演じる。また、『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』では、死に追い込まれた息子の復讐に奔走する父親役で連続ドラマに初主演し、一躍有名になる。その後も『セカンド・チャンス』、『略奪愛・アブない女』などの人気ドラマで主演を務めた。また、2013年の大ヒットドラマ『半沢直樹』で、前半で主人公半沢直樹のよきパートナーである竹下社長を好演し、話題となる。 1993年には、裕木奈江らと共に、『24時間テレビ』のパーソナリティーを務めた。 バラエティ番組にも多数出演しており、タレントしても活躍中である。『ごきげん!ブランニュ』の中では「逆に!!」「うまっい(美味い)のぉ!!」等のギャグがある。また番組では下ネタを言ったり、おならをしたりするなど自由奔放なところがある。また放送中に、スクーバダイビング関連会社のイメージキャラクターとしてプロフェッショナルのモデルダイバーを務めたこともある。 私生活では、前妻との間に2女、再婚した妻佳子との間に2男1女がいる。前妻との間に生まれた次女の沙希は、モデル・女優・タレント・プロレスラーとして活動している。 おしどり夫婦として知られる佳子とは1993年に結婚。結婚に至った経緯は、佳子が英和の実家に押し掛けたことだった。1998年に双子の娘が誕生したが28週の早産で未熟児だったため、ももこちゃんはわずか3日で、さくらこちゃんは生まれつきの「脳軟化症」という病気により闘病の末7ヵ月で亡くなった。その後、佳子との間に生まれた長男の英五郎は、2015年よりアマチュアボクシング選手として、リオオリンピック出場を目指す。英和は、モスクワオリンピックの代表候補だったが、ボイコットで出場は出来なかった。英五郎は父が果たせなかった五輪出場を目指していたが、左アキレス腱(けん)断裂、左手首のじん帯断裂と怪我が重なり五輪の夢は儚く散った。英五郎は、その後手術を経て2021年9月に名門・帝拳ジムからプロボクサーとしてデビューした。佳子との間に生まれた三女のつかさは2017ミス・ユニバース・ジャパン東京大会で審査員特別賞を受賞した。なお、佳子のTwitterには20万人以上のフォロワーがおり、彼女が呟く赤井家の日常は、扶桑社から「赤井図鑑」(2021年11月17日発売)という題名で出版されている。
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