依頼人/海岸通りの人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 00:00 UTC 版)
「スローニン」の記事における「依頼人/海岸通りの人々」の解説
鉢条二郎 / 大将 海岸通りのチンピラの大将(20歳)。小太りでリーゼント頭に剃り込みを入れている。子分と恐喝・ショバ代集め・窃盗・ケンカなど悪さばかりして、その都度コッセツにとっちめられる。実は老舗八百屋の次男で、店の跡取りを掛けた「一晩で白菜をトラック一杯にする」という仕事を「なんでも屋」に依頼する。紆余曲折を経ながらもコッセツ・ラッキューと仕事を完遂し、これからまともに生きることを決心する。 定岡巡査 海岸通り警察署の巡査。身長189センチメートル。角刈り・鷹の目・顎に傷がある。ウェイトリフティング重量級の日本チャンピオンで、ごつい体をしている。ラグビー好きで武藤兵庫のことも昔から良く知っていた。部下に「本官は」が口癖の下顎がない警官がいる。 豊富タカノリ 「なんでも屋」の最初の依頼人。小学4年生、お金持ちのナマイキな態度のせいで、学校でいじめられている。ガールフレンドの井上トモ子が転校するため、最後のデートをいじめっこに妨害されないように、ボディーガードを依頼する。他人本位・拝金主義の態度が直らないため、依頼は断られて、デートはいじめっ子達により最悪の結果となった。 デート後の夜、情けない自分を謝罪するため、60キロ離れた井上トモ子の家にコッセツ・ラッキューとともに疾走する。 「屋台のおでんや」のおばちゃん つれあいのじーちゃんの埋蔵金掘りの手伝いを「なんでも屋」に依頼する。これには訳があった。 把手漬太朗(とって つけたろう) 埋蔵金掘り30年のじいさん。家から見つかった古文書を信じて埋蔵金探しをつづけている。 夢について、トロイの木馬をみつけたシュリーマンを例えて、コッセツ・ラッキューに語った。 諏訪小吉 ラッキューの父親。定年間近の公務員。ボーズ頭に眼鏡。窓際で地味に仕事している姿に「お地蔵さん」みたいと言われている。息子の高校野球での活躍だけが自慢で、美砂城高校が躍進しているときは活き活きしていたが、大吉の落球ともに元の地味な仕事姿に戻った。 休暇をとってラッキューの下宿先の海岸通りに訪れる。親子ともども酒乱。 海岸通り商店街の工場社長 草野球チームの「海岸通り商店街チーム」の監督。ライバルの「有北梨商店街チーム」の監督(こちらも工場の社長)と張り合っているが、今期は9敗1分けで負けている。野球が上手いラッキューと、ついでにコッセツに助っ人を依頼した。 浜村加奈絵 コッセツの元恋人。婚約している北原監督とコッセツに合うため海岸通りに訪れる。高校時代はパーマ掛けたスケ番調だったが、現在はストレートのログヘアーで清楚な大人の女性になっている。 コッセツの大事故後に別れを切り出して去ってしまったため、コッセツは「健康な体を失い・恋人も失う」という二重のトラウマを負うことになった。3年後も夢でうなされて彼女の名前を呼んでしまう。 北原監督 緑竜高校のラグビー部の監督(23歳)。コッセツの元上役で大学に通いながら、高校のラグビーの指導していたが、浜村加奈絵と婿養子結婚するために引退を予定している。最後の教え子大城畳児が非行に走ってしまい、再びラグビーに興味を持ってもらうべく、大城をコッセツに合わせようと海岸通りに訪れる。コッセツの現状を理解できず、ラッキューと口論になる。 この大城の更生が「なんでも屋」への最後の依頼となり、コッセツが復活するキッカケになる。 大城畳児 緑竜高校→矢塀学院高校1年生。身長189センチメートル。ラグビーの秀でた素質を持っていたが、素行不良で緑竜を退学となり、海岸通りの矢塀学院に転入している。この学校では、全くラグビーしていない。素行不良の要因は自信過剰と常に自分と比べられる「武藤兵庫」の噂であった。 ある晩、ラガーマンとして復活したコッセツにラグビーで完敗し、再びラグビーに対する情熱を燃やすようになる。ラグビーのポジションはスクラムハーフ。 たばこ屋の常連客 いつも、タバコとは違うものを注文して、たばこ屋の住人を呆れさせる。
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