佐藤文俊 (総務官僚)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/13 23:47 UTC 版)
佐藤文俊（さとう ふみとし、1956年10月6日 - ）は、日本の自治・総務官僚。
総務省では主に財政畑を歩んでおり[1]、自治財政局財政課長や同局長、総務審議官（自治行政担当）などを務めた後、総務事務次官（第14代）。現在は野村総研顧問を経て、地方公共団体金融機構理事長。
来歴
1956年10月6日生まれ。福島県福島市出身。福島県立福島高等学校から東京大学文科一類に入学[2]。東京大学法学部第2類（公法コース）を卒業し[3]、自治省へ入省（配属先は財政局財政課、大臣官房総務課）[4]。1991年5月、行政局行政課長補佐[4]。1994年7月、大臣官房企画室環境対策企画官[5]。1995年7月、山梨県総務部長[5]。1998年4月、消防庁消防課消防職員企画官[5]。2001年1月、総務省自治財政局調整課長[5]。2003年1月、同地方債課長[5]。2005年1月、同財政課長[5]。2008年7月、大臣官房審議官（税務担当）[5]。2010年1月、内閣官房内閣審議官（官房副長官補付）[5]。2011年7月、総務省政策統括官（情報通信担当）[5]。2012年9月、自治財政局長[5]。2015年7月、総務審議官（自治行政担当）[5]。2016年6月17日、総務事務次官[5][6]。2017年7月、退官。2017年10月、株式会社野村総合研究所顧問[7]。2019年1月、郡山市財政・地域振興アドバイザー[8]。2020年7月、地方公共団体金融機構理事長。
その他
- 同期入省には望月達史（自治行政局長）、田口尚文（総括審議官）、滝本純生（自治大学校長）らがいる。
脚注
- ^ ＜活動報告＞今日は、職場の仲間とともに、佐藤文俊・総務省事務次官を訪問し、近況等のご報告。 中山泰オフィシャルサイト
- ^ 『週刊読売 1975年4月5日号』1975年4月発行、185頁
- ^ 『東大人名録，第2部』1991年発行、347ページ
- ^ a b 『全国官公界名鑑 2003年』同盟通信社、2003年1月発行
- ^ a b c d e f g h i j k l 地方公共団体向けの「法制執務支援システム」の御案内 一般財源法人地方自治研究機構
- ^ "総務省人事平成28年6月17日付" (PDF). 総務省. 2020年9月17日閲覧。
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告（平成29年10月1日～同年12月31日分）平 成 3 0 年 3 月 2 7 日 内閣官房内閣人事局
- ^ 株式会社野村総合研究所顧問 佐藤 文俊 氏 に 郡山市財政・地域振興アドバイザーを委嘱します平成 31 年1月 18 日 郡山市財務部財政課
| 官職 | ||
|---|---|---|
| 先代 桜井俊 |  総務事務次官2016年 - 2017年 | 次代 安田充 |
| 先代 空席 | 総務審議官（自治行政担当） 2015年 - 2016年 | 次代 空席 |
| 先代 椎川忍 | 総務省自治財政局長 2012年 - 2015年 | 次代 安田充 |
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