介護施設「春寿の杜」に関わる人々
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「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の記事における「介護施設「春寿の杜」に関わる人々」の解説
井吹 朝陽(いぶき あさひ) 演 - 西島隆弘(AAA) 介護施設「春寿の杜」を経営しているグループ企業の御曹司。従業員をナンパする軽薄な性格。経営者の父に対し愛憎を抱いている。 第6話では、音の同僚の玲美の労働環境について相談を受けて、本部に掛け合うよう動こうとする。 今までグループ企業が大きくなったのは派遣業務だと思っていたが、和馬から征二郎の仕事のやり方を聞いてあまりのひどさに唖然とする。和馬が異動願いを出したことで、征二郎から「明日から社長室に入れ。俺の跡を継ぐつもりでやれ」「和馬に電話してリストラを告げるんだ」と言われる。その後、和馬がしていたクビを言い渡す仕事に就く。 第9話では、朝陽が以前、雑誌の記者として記事を書くことに携わっていた描写がある。リストラ候補の会社へ訪問した際、以前関わりがあった弁護士が目撃して朝陽に声をかける。そこでは「君の書いてくれた記事で世間の関心も向いたし、あの記事が医療裁判を勝訴に導いてくれた」「うちの若い弁護士にもね、よく君の話をするんだよ。間違ってもいい。失敗してもいい。嘘のない生き方をしましょう。君はいつもそう言ってた」と正義感を持って働いていた頃の昔話をされ、朝陽が動揺する様子が見られる。この弁護士はリストラ候補の会社顧問となっており、朝陽の行いを知り帰らせている。 神部 正平(かんべ しょうへい) 演 - 浦井健治(第2話 - ) 介護施設「春寿の杜」の所長。スタッフに対するパワハラを行う。 雇われている立場の所長であるため、本社の態度を常に気にしている。派遣社員を言葉で圧をかけて契約解除で辞めさせようとするが、朝陽から契約続行と話があるとそれに従い方針を変えている。また音が朝陽と結婚すると分かるや「シフトに負担はないか」と音に対して親切を装う話し方をしたり、本社の状況次第で態度を変える様子が随所に見られる。 井吹 和馬(いぶき かずま) 演 - 福士誠治(第3話 - ) 朝陽の兄。 第6話では、「親父に疲れた」と異動願いを出し、父から離れる選択肢をする。また朝陽に会社がどのように大きくなったかを話す。潰した会社の社員を全員解雇する仕事を10年して、人から「鬼だ」「人でなし」だと散々言われたと朝陽に明かす。「兄ちゃんと一緒に会社から親父を追い出さないか」と朝陽に提案する。しかし朝陽は提案を拒否。 朝陽が働く介護施設を訪れた際には、既に仕事を失っており、朝陽に苦言を言うが再就職先の話を持ちかけると言った対応をされている。 船川 玲美(ふなかわ れみ) 演 - 永野芽郁(第2話 - ) 音と同僚のケアワーカー。 第6話では、朝陽と相談させてもらえないか、音に電話をかけている。月の残業時間が120時間を超えるのに残業代が出ないこと。会議室で毎回反省分を書かされることを悩んでいた。 丸山 朋子(まるやま ともこ) 演 - 桜井ユキ(第2話 - ) 音と同僚のケアワーカー。仕事終わりに音に不安なことを相談したり、一緒に飲みに行く仲間。結婚する。 源 大輔(みなもと だいすけ) 演 - 我善導(第2話 - ) 音と同僚のケアワーカー。女性職員が多い中、馴染みながら働いている。 西野 美織(にしの みおり) 演 - 林田岬優(第2話 - ) 音と同僚のケアワーカー。 松川 演 - 松本穂香 音の職場にいる新人ケアワーカー。入職したばかりの頃は面倒なことを避けたり仕事を嫌々している様子だったが、次第に戦力となっていく。 錦織 康司 演 - カゴシマジロー 井吹 征二郎(いぶき せいじろう) 演 - 小日向文世(第3話 - 第4話、第6話 - ) 音が勤務する介護施設「春寿の杜」を経営しているグループ企業の社長。ブラック企業同然の経営を平気で行っている。 第6話では企業の利益のために、過去に「企業を買収して、不動産を手に入れたら潰すんだ。そうやって金を生み出す」「殺すか殺されるしかそれしかない人なんだよ」と和馬が話す。また肉親をも冷酷に切り捨てる、いわゆるマキャヴェリスト。
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