事件前後の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:51 UTC 版)
「京都アニメーション放火殺人事件」の記事における「事件前後の動向」の解説
7月14日夜 - 隣室の住人と騒音を巡って衝突し「殺すぞ」「こっちはもう余裕ねえんだからな」と叫ぶ 7月15日午前 - 金融機関口座から現金を引き出した後、東海道新幹線に乗車 午後 - 京都市内に到着後、京都アニメーション本社および第2スタジオ近くの路上を歩く 夜 - 京都市内のホテルに、本名を名乗って宿泊 7月16日10時31分から12時34分まで - JR京都駅前のインターネットカフェに滞在、その際に運転免許証を提示 午後 - JR宇治駅周辺を移動 夜 - 京都市内のホテルに、本名を名乗って宿泊 7月17日午前 - 事件現場から南へ6キロメートルのホームセンターでガソリン携行缶や台車を購入 午後 - 台車を押して本社・黄檗駅付近を歩く 夜 - 事件現場から南西へ500メートルの桃山舟泊公園で野宿 7月18日10時0分ごろ - 事件現場から西へ500メートルのガソリンスタンドで「発電機に使う」と店員に告げてガソリン40リットルを購入。京都到着から確保まで、常に赤いTシャツに青いジーンズを着用していた。 10時31分ごろ - 路地でガソリン約10リットルを2つのバケツに移し替えて携行缶を遺棄した後に北へ30メートル移動し、6本の剥き出しの包丁(内5本は鞄の中)とハンマーを付近に置いた状態で、第1スタジオ正面玄関から侵入してガソリンを撒き放火。 その直後、自身の衣服にも引火した状態で逃走し、現場から南へ100メートルの京阪電鉄六地蔵駅付近の路上で追いかけてきた2人の男性社員に取り押さえられ、京都府伏見警察署員に身柄を確保された。この時、男の両腕はやけどで皮膚がめくれ、右足からは小さな炎と煙が出ており、火事の被害者だと思った近隣住民がホースで水道水をかけた。 逮捕時に、「ガソリンを撒いてチャッカマン(多目的ライター)で火をつけた」と供述している。他にも「(声をかけた警官に対して)触るな。おれの作品をパクりやがったんだ。社長を呼べ。社長に話がある」「ここで倒れているわけにはいかない。これから宇治の本社に行かないといけない」などと叫んでいた。
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