事件・不祥事・労働問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:45 UTC 版)
ドリームランドモノレール裁判 1966年に開通したドリーム交通モノレール大船線が設計不良を原因に1967年に営業休止に追いこまれたことに対し、ドリーム交通により当社と三井物産を相手に損害賠償請求が行われ、結果として当社は26億円の損害賠償を行った。詳細は「ドリーム開発ドリームランド線」を参照 東芝クレーマー事件 1999年に東芝製ビデオデッキの不調を訴えて、修理を依頼したところ、東芝の担当者は、購入者に対して「クレーマー」と暴言を吐いた。担当者の暴言を秘密録音した音声ファイルウェブサイト上で公開されたことから、消費者の共感と同情を得て、不買運動へと発展した。詳細は「東芝クレーマー事件」を参照 顧客情報流出事件 2007年6月、東芝テックが、ポイントカード業務を請け負っていた松坂屋ストアとパレ(ともに愛知県名古屋市)の顧客情報(住所、氏名、電話番号、会員番号など)合計3万0901件を、ファイル交換ソフトShare経由のコンピュータウイルスに感染、インターネット上に流出させた。また、2006年、東芝のWinny経由のウイルスによる情報流出のほか、東芝ファイナンス、東芝ソシオシステムサポートなども顧客情報流出事件を起こしているほか、2007年8月、東芝病院(東京都品川区、太田裕彦院長)では、患者ら5万1,156人分の氏名や生年月日、検査データなどが入ったノートパソコンが行方不明となっている。[要出典] 18歳未満を原子力発電所で雇用 東芝が東京電力、東北電力から原子力発電所の定期点検を請け負った際、18歳未満のアルバイト6名が原子力発電所内の放射線管理区域で働いていたことが明らかになった。6名はいずれも住民票を偽造して年齢詐称し就労していた。東京電力福島第一原子力発電所、東北電力女川原子力発電所・東通原子力発電所の3発電所の定期点検にて、東芝の下請け会社が6名のアルバイトを働かせていたため。こうした行為は、下請け企業の労働基準法違反であると見なされた。 東芝の労働事件 古くから過労死認定の事例があり、近年では2008年、2009年に労働災害認定されている。2011年にも、工場における死亡事故が報道されている。2014年には、過労うつ病の女性社員の解雇裁判で、東芝の解雇の無効と東芝に全面的に過失があるとする、最高裁判決が出ている(最高裁判決平成26年3月24日第2小法廷)「東芝うつ病事件」。この裁判では、東芝は、会社ぐるみで口裏を合わせる等、原告の業務内容を隠蔽工作したり、原告のウェブサイトによると、寮に住んでいた原告に対して、組織ぐるみの嫌がらせを行っている。 詳細は「東芝の労働事件」を参照
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