主要資産
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「トランプ・オーガナイゼーション」の記事における「主要資産」の解説
トランプ・タワー (ニューヨーク) - マンハッタン区ミッドタウン5番街にある、58階建て複合用途高層ビル。1983年に建てられ、トランプ・オーガナイゼーションの本社がある。ビル全体の宣伝広告・リース契約の実権は全てドナルド・トランプが握っている。2006年時点の時価は3億1800ドルとされ、宣伝広告・リース収入は4億6000万ドルに上るという。最上階3階部分はペントハウスとなっており、ダイヤモンド・純金・大理石・室内噴水・イタリア風天井画などで飾られている。ニューヨーク市で最も高価な住居の一つであり、売値は5000万ドルだという。 トランプ・ワールド・タワー - マンハッタン区ミッドタウン1番街にあり、2006年にフォーブス誌が「2億9000万ドルの収益、未実現損益(実現していない損益)」をトランプ・オーガナイゼーションにもたらしていると報じた。 アクサ・フィナンシャル・センター - マンハッタン区ミッドタウンの6番街、カリフォルニア州サンフランシスコのカリフォルニア通りにそれぞれに建つ。両ビル合わせて30%を所有している。トランプ・オーガナイゼーションの保有部分の資産価値は、ミッドタウン6番街のビルで4億5000万ドル、サンフランシスコカリフォルニア通りのビルで4億ドルという。 トランプ・ビルディング・40 ウォール・ストリート - 1995年に100万ドルで購入し、大規模改修工事を行った物件。2011年時点での税引前の純営業利益(総賃料収入から必要経費を引いたもの)は2089万ドルであり、ビル自体はニューヨーク州財務部によると3億5000万ドルから4億ドルの価値があるという。トランプ・オーガナイゼーションは1億6000万ドルの譲渡抵当を得て、その資金を他の投資に回している。フォーブス誌は2006年に2億6000万ドルの価値があると算出した。 トランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー (シカゴ) - 12億ドルの資産価値があり、そのうちトランプ・オーガナイゼーション保有部分の価値は1億1200万ドルという。 トランプ・ホテル・ラスベガス - 著名なビジネスマンであるフィル・ラッフィン、ジャック・ウィシュナ、その他フォーブス誌の会友400名との共同開発で建設された。トランプ・オーガナイゼーションの所有分の価値は1億6200万ドルとされる。 トランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー (ニューヨーク) - 1994年に改築する際、トランプという名称使用契約とアドバイザー契約を所有者(ゼネラル・エレクトリック)と結び、4000万ドルを得た。フォーブス誌によると、トランプ・オーガナイゼーションの持ち分は1200万ドル分である。2010年3月時点で、ペントハウスの価格は3300万ドルであったという。 トランプ・パーク・アヴェニュー - 評価額1億4200万ドルのビルであり、トランプ・オーガナイゼーションが23のアパートメント(最高で月10万ドルで貸し出されている)を所有し、19区画を子会社であるトランプ・パルクとして利用している。 ナイキ・ストア - トランプ・タワーに入っており、賃料は2億ドルである。ナイキのリース契約は2017年に終了するため、その後は4640万ドルの担保物件としてトランプ・オーガナイゼーションが所有する予定である。 パーム・ビーチ・エステイト - フロリダ州パームビーチに面した、4000平方メートルもの広大なマンション群である。2004年の破産オークションで4000万ドルで落札したもので、2008年6月にアメリカ史上最高額である1億ドルで売却した。フォーブス誌は4300万ドルの価値だと見積もっている。パーム・ビーチには、後述するマー・ア・ラゴ・カントリークラブに隣接してドナルド・トランプの私邸が2つあり、別荘というより投資物件として使用されているようである。これらは650万ドルから300万ドルの価値があるとされる。 マー・ア・ラゴ - フロリダ州パームビーチにある会員制クラブ。2013年時点で2億5000万ドルの資産価値があるとされる。 セブン・スプリングス - ニューヨーク州ウエストチェスター郡ベッドフォード郊外にある広大な高級住宅。寝室が13もあることで知られるが、周囲の土地も、更に13軒追加で住宅が建てられるほど広い。1995年に750万ドルで購入され、地元業者によると現在は4000万ドルまで価値が上がっているという。 ビバリーヒルズ・エステイト - カリフォルニア州ロサンゼルス郡ビバリーヒルズのロデオドライブに、850万ドルから1000万ドルの価値があるマンションを所有する。 トランプ・インターナショナル・ホテル(ワシントンD.C.) - ワシントンD.C.ペンシルベニア通りにあった歴史的に有名な建築物、オールド・ポスト・オフィス・パビリオン(古くはワシントンD.C.の中央郵便局として使用されていた)を高級ホテルとして改装、2016年9月にオープンさせた。
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