主要人物・妖精
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 06:54 UTC 版)
「シュガーアップル・フェアリーテイル」の記事における「主要人物・妖精」の解説
アン・ハルフォード 声 - 大久保瑠美 主人公。真面目でお人好しな少女。各地を旅しながら、亡き母親のような銀砂糖師を目指して腕を磨いている。外見は麦の穂色の髪にやせっぽちで小柄な体型をしており、「かかし」呼ばわりされることもある。 妖精を使役することを嫌い、身を守るために仕方なく商人から買ったシャルに対しても命令することが出来ない。シャルやミスリルとは対等の関係を築こうとしている。 シャルに心惹かれているが、妖精と人間の種族の違いで戸惑っていた。シャルからの告白を受け、シャルと恋人同士となる。 一度ラファルに剣で貫かれ命を落としかけるも、エリルの能力で命を取り留める。だが、それと引き換えに砂糖菓子作りを含めた銀砂糖の扱いに関する技術を失い、エリオットの協力のもとペイジ工房で修業を始めた。 シャルとラファルの戦いの後は、自身の貯金をはたき、ルイストン近くの砂糖林檎の林のほとりに家を建てて、しばらくはミスリルと2人で暮らしていたが、行方不明だったシャルが1年後に戻ってきたことにより、3人で暮らすようになった。その後、シャルと結婚式を挙げた。 シャル・フェン・シャル 声 - 櫻井孝宏 高い能力を持つ戦士妖精。黒曜石から生まれた妖精で全身黒づくめ。ぞっとするほど整った容姿を持つが、口が悪く態度は尊大。愛玩妖精と間違われることは日常茶飯事。アンから羽を返して貰った後も、自らの意志でアンと行動を共にする。次第にアンに惹かれていった(恋人同士の関係になった後に結婚している)。 後に自らが生まれた黒曜石は、最後の妖精王・リゼルバの持つ剣にはめこまれた三つの貴石のうちの一つであることを知る。 物語終盤で、人間王(エドモンド二世)と交わした誓約を守るために、ラファルと戦い、ラファルと共に崖から落ちて行方不明になる。その後、記憶喪失となり、妖精狩人とその弟に拾われて共に暮らしていた。一年後の秋に砂糖林檎がきっかけで記憶を取り戻し、銀砂糖妖精筆頭の力を借りて、アンの元に帰ってきた。その後、エリルたちの協力を得てアンとの結婚式を挙げた。 ミスリル・リッド・ポッド 湖水の水滴から生まれた妖精。妖精狩人の暴挙から救ってくれたアンに恩を返すため、無理やり旅についてくる。最終巻後の番外編の時点でもアンとシャルと共に暮らしており、2人が恋人同士だった頃からいつイチャイチャするのか見るのが日課(趣味)のようなものとなっている。 寿命によって命を失いかけるも、エリルによって命を取り留めた。だが、彼本来の能力である水を生み出す能力を失ってしまう。 色の妖精の才能があるらしく、現在は色の妖精を目指している。 ヒュー・マーキュリー 銀砂糖子爵でマーキュリー工房長。ワイルドな風貌の男性。偶然知り合ったアンのことを何かと気にかけている。アンの砂糖菓子職人としての腕を認めており、マーキュリー工房に誘うが断られたことがある。 サリム ヒューの護衛を務める青年。褐色の肌を持つ。 アルフ・ヒングリー 渾名はキャット。銀砂糖師で、その腕前はヒューに匹敵するとされている。昔はマーキュリー工房派に所属し、ヒューとは共に修行した仲。キャットという渾名はヒューがつけたものであり、それを恨んでヒューのことをボケなす野郎と呼ぶ。一時期アンを雇っていたことがあり、アンのことを弟子のように思い、気にかけている。ベンジャミン キャットが使役している労働妖精。寝てばかりいるが、料理は得意。ミスリルのことをスルスルと呼ぶ。 キース・パウエル 声 - 石田彰 銀砂糖師を目指す、腕の良い砂糖菓子職人。亡き父親は前銀砂糖子爵。品が良く誠実な人柄を持ち、落ち込んだアンを励ましたり助けたりする。 ラドクリフ工房に所属していたが、後に自らの工房を立ち上げるため独立する。アンのことが好きだったが、彼女がシャルのことが好きだと知っていたため、潔くあきらめる。
※この「主要人物・妖精」の解説は、「シュガーアップル・フェアリーテイル」の解説の一部です。
「主要人物・妖精」を含む「シュガーアップル・フェアリーテイル」の記事については、「シュガーアップル・フェアリーテイル」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から主要人物・妖精を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- 主要人物・妖精のページへのリンク