主な旅の仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 07:39 UTC 版)
アモス・ダラゴン オメイン王国に住む12歳の少年。母はフリヤ・ダラゴン、父はユルバン・ダラゴン。長い髪を三つ編みにし、狼の耳飾りをつけ、整った顔立ちをしている。優しく礼儀正しい少年で、義心にも厚い。また非常に賢く、頭がキレる為、後述の"仮面の力"に頼らずとも、大抵の問題なら解決してしまう力もある。 物語序盤、水の女王クリヴァンニアに"力の石"を託された事で、白い貴婦人から"仮面を持つ者"に任命され、"仮面を持つ者"としての使命を全うし、全ての"仮面"と"力の石"を集める為に、旅に出る事となる。 "仮面の力"によって、"風"、"火"、"水"、"土"の魔法の力を操る事が出来、旅の途中で"力の石"を集める毎に、力を強める事が出来る。 母と父を大切に思っており、二人が幸せな姿を見るのが彼にとっての幸せでもある。また、旅の途中で出会った仲間であるベオルフ、メドゥーサ、ロリア、マエルストロームとも、家族と同じくらいとても強い絆で結ばれている。 ベオルフ・ブロマンソン "動物人間(オマニマル)"の少年。"熊族(ベオリット)"で、普段は人間の姿をしているが、熊に変身する事が出来る。父はエヴァン・ブロマンソン、母はハンナ・ブロマンソン(物語開始時には両方とも既に故人)。 ずんぐりした毛むくじゃらな身体と、繋がった太い眉が特徴。勇敢で正義感の強い性格だが、短気な上に、食べ物が絡むと見境が無くなってしまう。しかし、頭は悪くない為、時に周りが思いつかない提案をすることもある。 身体能力は人間状態でも十二分に高く、大きな体からは想像できないほど素早く動き、力も大人以上に強い。熊に変身すると、自慢の爪と怪力を使い、敵と対峙する。 物語序盤、アモスと知り合い、以後親友同士となり、運命を共にする。また、ゴルゴン族の少女"メドゥーサ"に恋しており、度々喧嘩しながらも、絆を深めていく。 メドゥーサ "ゴルゴン族"の少女。"蛇族(ナーガ)"の"動物人間"カルマカスを父と呼んでいた。 他のゴルゴン族同様、緑色の肌と血のように赤い目、髪の毛の代わりに生えた蛇が特徴的だが、"海のゴルゴン"である為、"地上のゴルゴン"と違い美しく、緑色の肌は、海水に浸かると青白く変化する。 優しいが芯の強い少女で、度々ベオルフらと言い争う事もある。アモスやロリア程ではないが、状況を打開する為の、頭の回転も早い。 自らの赤い目で相手を見つめることで、相手を石にする事が出来る。また、大の大人にも引けを取らないほど力も強い。 物語序盤にてベオルフと出会い、一度はカルマカスに従って彼を裏切るものの、彼の真実の愛に気づき、以後彼を慕うようになる。また、アモスのことも強く信頼しており、ロリアとは出会ってすぐに親友同士となった。 本来、ゴルゴンはギリシャ神話の怪物。 ロリア "ドゴン族"の王女。魔法使い。11歳。 漆黒の肌と、地面に届きそうなほどの三つ編みにした髪、王女然とした装飾品を身に付けている。 王女であった頃は、立場に相応しい毅然とした態度を見せていたが、アモス達の前や、旅をするようになってからは、お転婆で気の強い性格を見せるようになる。 腕力では他の面々に劣る一方、魔法や呪術に通じていて、神秘の力や知識によって、度々アモス達を助ける。 バロン・サムディによってクルというドラゴンに変身させられそうになっていたところを、アモス達によって救われる。以後、アモスに対して密かに恋心を抱いている。アモス、ベオルフとは出会って以降固い絆で結ばれている他、メドゥーサとも会ってすぐに意気投合し、親友同士となった。 マエルストローム ドラゴン。ラグナロクの子。 ラグナロクの卵が孵化し、生まれた時には既に凶暴だったが、人間の心臓と取り替えることで、心優しく思いやりのあるドラゴンへと変わった。 アモス達を家族のように思っており、"兄ちゃん""姉ちゃん"と呼び、自分を育てたジェゼルの事を"父ちゃん"と呼び慕う。 子どもだが、戦闘能力は本物で、凶暴な怪物相手でも圧倒する。
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