主な新聞連載企画
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担当した主な連載企画は以下のとおり。 1986年(昭和61年)7月〜8月、「おすたかの夏」。520人の犠牲者を出した1985年の日航ジャンボ機の墜落事故。その家族を訪ね歩き、その日、その後の家族の軌跡を追った。 1987年(昭和62年)2月〜1988年(昭和63年)6月、「じぱんぐ」。急激に増加する外国人労働者の実態を追ったルポルタージュ。オーバーステイ、不法就労の現場で彼らと一緒に働き、彼らの祖国をも訪ね、外国人就労者達の真相に迫った。 2002年(平成14年)12月〜2003年(平成15年)、「生きる者の記録」。末期がんを宣告された毎日新聞・佐藤健記者の「最期の日々」を綴ったドキュメント。看取り班のリーダーとして病床に寄り添い、口述筆記を続け、佐藤健の旅立ちを最後まで看取った。 2003年(平成15年)10月〜11月、「いのちの止まり木」。自殺問題に地道に取り組む人々にスポットをあてたルポルタージュ。 2005年(平成17年)11月〜12月、「人の証し」。日本統治下時代の朝鮮半島から日本国へ渡来し、後にハンセン病で隔離収容された詩人(在日朝鮮人)の人生軌跡と物語。 2008年(平成20年)12月、「がんを生きる - 寄り添いびと」。がんで余命1年と宣告された後も、自殺防止の活動に取り組む79歳の牧師「西原 明」氏の人生と旅立ちを記録した。自殺防止の電話相談に携わる西原牧師に請い、自らボランティアで電話を受けて現場をルポした。 2010年(平成22年)3月、「ともに歩く - 目の探訪記」。視覚障害者の心眼にはいかなる世界が映っているのか? 「そもそも目の見えない世界とはどんなものなのか」と、自からアイマスクをつけて1週間暮らした。「見えない世界」の探訪記。 2010年(平成22年)8月〜9月、「ともに歩く - 手話の探訪記」。耳が聞こえない人はどんな思いをもっているのか。「手話」という「言葉」を紡ぐ人々を訪ね歩いたルポ。 2011年(平成23年)5月〜2012年(平成24年)3月、「三陸物語」。東日本大震災の直後から被災地現場に入り、岩手県・三陸沿岸、釜石市に避難所や知人宅に居候しながら、取材を重ね、被災者の言葉を綴った現場ルポ。201回に及ぶ長期連載記事となった。
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