両チームの2012年
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「2012年のワールドシリーズ」の記事における「両チームの2012年」の解説
10月18日にまずアメリカンリーグでタイガース(中地区)が、そして22日にはナショナルリーグでジャイアンツ(西地区)が、それぞれリーグ優勝を決めてワールドシリーズへ駒を進めた。 タイガースは地区連覇を目指し開幕4連勝スタートを切ったが、それ以降は調子が上がらず7月上旬まで負け越しの状態が続いた。前半戦終了時点では44勝42敗で地区3位だった。7月23日にはトレードで先発右腕アニバル・サンチェスと二塁手オマー・インファンテを獲得した。しかし後半戦もなかなか首位に立てず、一時は監督ジム・リーランドの辞任まで取り沙汰された。それでも9月25日に首位へ浮上すると、その6日後には地区優勝を決めた。総得点リーグ6位の打線ではミゲル・カブレラが三冠王になり、先発投手陣は防御率リーグ2位と好投した。ただ救援投手陣のほうは防御率リーグ10位に低迷し、打線にも極端に攻撃力の低いポジションがあるなど、チームとしてのバランスに欠ける面はあった。地区シリーズではオークランド・アスレチックスを3勝2敗で、リーグ優勝決定戦ではニューヨーク・ヤンキースを4勝0敗で、それぞれ破った。 ジャイアンツは、5月27日には首位から7.5ゲーム差をつけられた。しかしその1か月後、6月27日には地区首位に並んだ。エース右腕ティム・リンスカムが不振に陥ったり、首位打者候補だったメルキー・カブレラが禁止薬物使用で出場停止処分を受けたりしたが、チーム全体でその穴を補った。7月下旬には内野手マルコ・スクータロや外野手ハンター・ペンスをトレードで補強した。地区優勝争いは後半戦開始からしばらくもつれたが、ジャイアンツは8月20日以降は首位の座を譲らなかった。そのまま9月22日に2年ぶりの地区優勝を果たした。層の厚い投手陣はチーム防御率がリーグ5位で、打線はバスター・ポージー以外に20本塁打を放った選手がいない非力ぶりにもかかわらず、総得点はリーグ6位だった。地区シリーズではシンシナティ・レッズを3勝2敗で、リーグ優勝決定戦ではセントルイス・カージナルスを4勝3敗で、それぞれ下した。
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両チームの2012年
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「2012年のナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ」の記事における「両チームの2012年」の解説
「2012年のメジャーリーグベースボール」も参照 10月11日にまずジャイアンツ(西地区優勝)が、そして12日にはカージナルス(中地区2位=第2ワイルドカード)が、それぞれ地区シリーズ突破を決めてリーグ優勝決定戦へ駒を進めた。 この年のレギュラーシーズンでは両球団は6試合対戦し、3勝3敗の五分だった。
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両チームの2012年
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「2012年のナショナルリーグワイルドカードゲーム」の記事における「両チームの2012年」の解説
「2012年のメジャーリーグベースボール」も参照 ブレーブスは前年のシーズン、最後の1か月で10.5ゲーム差をカージナルスにひっくり返されてポストシーズン進出を逃していた。2012年は、5月下旬に8連敗を喫するなど一時は4位まで落ちたが、前半戦最終戦でニューヨーク・メッツを抜いて2位に浮上した。後半戦は首位ワシントン・ナショナルズを追いかけ、8月上旬にはゲーム差を2.0まで縮めたが、その後はまた離されていった。ただ、リーグのワイルドカード争いでは首位を維持したままシーズンを進めた。10月1日のシーズン160試合目で敗れ、地区優勝消滅と同時に第1ワイルドカード獲得が決まった。中心選手チッパー・ジョーンズがこの年限りでの現役引退を表明する一方で、投手陣ではマイク・マイナーやクリス・メドレン、野手陣ではアンドレルトン・シモンズなど、若手が次々と台頭して世代交代を印象づけるシーズンとなった。1試合平均得点は4.32でリーグ7位、防御率は3.42で同4位。 カージナルスは前年のワールドシリーズ優勝後に監督のトニー・ラルーサが勇退し、新監督にマイク・マシーニーを据えて2012年に臨んだ。当初はピッツバーグ・パイレーツやシンシナティ・レッズと三つ巴の優勝争いを繰り広げ、前半戦を終えた段階では首位パイレーツから2.5ゲーム差の3位につけた。後半戦にパイレーツが失速すると2位に浮上したが、首位レッズとのゲーム差が10前後まで広がったため、西地区のロサンゼルス・ドジャースらと第2ワイルドカードをかけて競った。争いはシーズン終盤までもつれ、10月2日に第2ワイルドカードの座を確保した。打線では捕手のヤディアー・モリーナをはじめ、前年のポストシーズンでも活躍したデビッド・フリースやアレン・クレイグら5人が本塁打を20本以上放ち、投手陣もカイル・ローシュら4人が13勝以上を挙げるなど厚い陣容を有していた。1試合平均得点は4.72でリーグ2位、防御率は3.71で同6位。 両チームはこの年、レギュラーシーズンでは計6試合を戦っている。結果は以下の通り。 日付ビジター球団(先攻)スコアホーム球団(後攻)開催球場5月11日(金) アトランタ・ブレーブス 9-7 セントルイス・カージナルス ブッシュ・スタジアム ブッシュ・スタジアム ターナー・フィールド 5月12日(土) アトランタ・ブレーブス 7-2 セントルイス・カージナルス 5月13日(日) アトランタ・ブレーブス 7-4 セントルイス・カージナルス 5月28日(月) セントルイス・カージナルス 8-2 アトランタ・ブレーブス ターナー・フィールド 5月29日(火) セントルイス・カージナルス 4-5 アトランタ・ブレーブス 5月30日(水) セントルイス・カージナルス 7-10 アトランタ・ブレーブス アトランタ・ブレーブス[5勝-1勝]セントルイス・カージナルス
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