三菱重工パワーインダストリーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 三菱重工パワーインダストリーの意味・解説 

三菱重工パワーインダストリー

(三菱日立パワーシステムズエンジニアリング から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 02:31 UTC 版)

三菱重工パワーインダストリー株式会社
Mitsubishi Heavy Industries Power IDS Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
231-0012
神奈川県横浜市中区錦町12番地
三菱重工業横浜製作所内)
設立 1961年10月10日
業種 建設業
法人番号 5020001029726
事業内容 産業用ボイラ・中小型火力発電プラント・バイオマス発電プラント・地熱発電プラントの基本計画、詳細設計、調達、建設、試運転。既設プラントの改造工事、アフターサービス、保全工事。コンピュータ制御装置・監視計測装置の設計製作。
代表者 牧浦秀治
資本金 15億円
売上高 503億円(2023年度)
従業員数 769名(2024年4月1日現在)
決算期 3月
主要株主 三菱重工業株式会社 (100%)
外部リンク https://power.mhi.com/jp/group/ids/
特記事項: <建設業者登録>特定建設業(電気工事業、管工事業、機械器具設置工事業)国土交通大臣 許可(特-29)第24597号 特定建設業(電気通信工事業)国土交通大臣許可(特-1)第24597号 <QC>ISO9001;2008認定<EMS>ISO14001;2004認定(呉事業所)
テンプレートを表示

三菱重工パワーインダストリー株式会社(みつびしじゅうこうパワーインダストリー、: Mitsubishi Power Industries Co., Ltd.)は、神奈川県横浜市中区に本社を置く三菱重工業グループのエンジニアリング会社。

2014年1月までは三菱重工業の完全子会社であったが、同年2月に株主が三菱日立パワーシステムズ(当時、現・三菱パワー)へと変わった。2015年10月、統合エンジニアリング部門をMHPSエンジニアリング(当時、現・MHIパワーエンジニアリング)へ分割している。

沿革

  • 1961年昭和36年)10月 - 菱日重エンジニアリング株式会社として設立。
  • 1972年(昭和47年)4月 - 菱日エンジニアリング株式会社に社名変更。
  • 1976年(昭和51年)2月 - 環境装置事業部のサービス業を重工環境サービス株式会社(現・三菱重工環境・化学エンジニアリング)に譲渡。
  • 1977年(昭和52年)10月 - 自動車に関する事業を日本自動車エンジニアリング株式会社(現・三菱自動車エンジニアリング)に譲渡。
  • 1986年(昭和61年)10月 - 相模原事業所に関する事業をMHIさがみハイテック株式会社に譲渡。
  • 1990年平成2年)6月 - 資本金を2億円に増資。
  • 2006年(平成18年)4月 - 研究開発、技術情報事業を菱明技研株式会社(現・MHIソリューションテクノロジーズ)に分割承継。
  • 2012年(平成24年)4月 - 長菱設計株式会社、高菱エンジニアリング株式会社を合併。三菱重工環境・化学エンジニアリングの一部を分割承継。社名をMHIプラントエンジニアリング株式会社に変更。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月 - 三菱重工プラント建設株式会社の一部を分割承継。
    • 10月 - 三菱重工業の国内産業用火力発電システム事業を分割承継。長崎事業部の船海部門をMHI船海エンジニアリング株式会社に譲渡。横浜事業部のエンジン事業対応部門をMHIさがみハイテックに譲渡。
  • 2014年(平成26年)
    • 2月 - 同月発足した三菱日立パワーシステムズ株式会社(現・三菱パワー株式会社)の子会社となり、三菱日立パワーシステムズエンジニアリング株式会社に社名変更。
    • 10月1日 - バブコック日立(同日付で三菱日立パワーシステムズに吸収合併)の子会社・バブ日立工業株式会社を合併。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月1日 - 国内産業用火力発電システム事業を親会社の三菱日立パワーシステムズに再移管。
    • 10月1日 - 統合エンジニアリング部門と旧・バブ日立工業部門を会社分割により分離し、統合エンジニアリング部門をMHPSエンジニアリング株式会社(現・MHIパワーエンジニアリング株式会社)へ分割。
  • 2016年(平成28年)1月1日 - 社名を三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社に変更。
  • 2017年(平成29年)4月1日 - MHPSエンジニアリングより原動機建設事業を承継。
  • 2020年令和2年)9月1日 - 社名を三菱パワーインダストリー株式会社に変更[1]
  • 2021年(令和3年)10月1日 - 社名を三菱重工パワーインダストリー株式会社に変更。
  • 2024年(令和6年)5月 - 本社を横浜市中区相生町のKDX横浜関内ビル(旧・JNビル)から同区錦町三菱重工業横浜製作所内に移転[注 1]

事務所

事業内容

  • 産業用ボイラ・中小型火力発電プラント・地熱発電プラントの基本計画、詳細設計、調達、建設、試運転
  • 既設プラントの改造工事、アフターサービス、保全工事
  • メカトロ、コンピュータ制御装置の設計製作
  • 各種訓練設備・監視計測装置の設計製作 

労働組合

その他

  • 2009年(平成21年)3月 - 第12回環境コミュニケーション大賞の環境レポート部門優秀賞 受賞 (旧・菱日エンジニアリング)
  • 2009年(平成21年)4月 - 横浜型地域貢献企業 認定(旧・菱日エンジニアリング)
  • 2012年(平成24年)3月 - かながわ地球環境賞 受賞(旧・菱日エンジニアリング)

脚注

注釈
  1. ^ 当社の統合エンジニアリング部門を分離独立して設立した、三菱重工直系のエンジニアリング会社であるMHIパワーエンジニアリングの本社も以前から同製作所内に入っている。
出典
  1. ^ 沿革”. 三菱パワーインダストリー. 2020年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月1日閲覧。

関連項目

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  三菱重工パワーインダストリーのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三菱重工パワーインダストリー」の関連用語

三菱重工パワーインダストリーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三菱重工パワーインダストリーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの三菱重工パワーインダストリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS