万田家四姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 14:07 UTC 版)
万田一美 (まんだ かずみ) 万田家長女。高校2年生。ストレートのロングヘアーが特徴のクール・ビューティー。しかし猟奇犯罪やらホラー要素やらに目が無く、そんな嗜好もあってかプロの猟奇・ホラー小説家としてデビューも果たしている。万田家の収入の大部分を稼ぎ出す一家の大黒柱なのだが、小説はあまり売れていないらしい描写がある。通学カバンの中には輸血用の血や包丁などが入っている(小説の資料)。他にも資料として、トーテムポールやホルマリン漬けなどを買っている。 家にいる時などプライベートは仏頂面だが、学校など家の外では笑顔や優しい言葉遣いを心がけるなど、TPOはわきまえている。しかしそのマイペースさは隠せず、自分にとって必要ないと判断した事は記憶しようとしない一面もある。 万田十子 (まんだ とうこ) 万田家次女。一美と同じ高校に通う高校1年生。毛先に癖のあるショートヘアーが特徴。運動好きの健康オタクで、運動器具やらプロテインやらと健康グッズを買い漁っている。その鍛錬のおかげか身体能力は女子高生の規格を超えたレベルにあり、熊を素手で倒し学校のガラスを触れただけで割り硬貨を指の力だけで折り曲げるほどである。容姿同様、男っぽいサバサバした性格もあってか女子に人気が高いらしい描写がある。その反面、怖い話や怖いモノは大の苦手。しかし猟奇好きの姉とは意外と上手くやっている。 来来軒(らいらいけん)で趣味と実益を兼ねたアルバイトをしており、万田家の家計を支えている。時給は800円だが、遅刻をしたり無駄口をたたくと給料がカットされる職場で苦闘しつつも元気に働いている。 万田百江 (まんだ ももえ) 万田家三女。中学2年生。やや癖気味のセミロングヘアーを後ろでポニーテール風にまとめたヘアースタイル。やおい好きのオタクで、セリフの語尾に「~じょ」「~なのだ」などを付けるオタクっぽい口調が最大の特徴。トレーディングカードや同人誌などのオタクグッズを買い漁っており、趣味の方向が正反対の十子や倹約大好きで歳の近い千薪から微妙に責められやすい。時々一言多い性格で、失言を漏らすたびに十子にドツかれるなど相性が悪そうだが、お互いに合わせるところはちゃんと合わせている。 十子とは正反対に恐い話が大好きで、わざわざ千薪に話を聞きに行ったり校内を探したりと好奇心旺盛なところもある。料理の腕は絶望的だが、コスプレ趣味のおかげか裁縫の腕は姉妹中一番である。 万田千薪 (まんだ ちまき) 万田家四女。百江と同じ中学に通う中学1年生。ショートヘアーの襟足部分を更に括ったヘアースタイルが特徴。四姉妹の中で最もしっかり者の節約家で、家計を預かる身として姉たちの浪費と真っ赤な家計簿に日々悩んでいる。実用に駆られて始めたはずの倹約は最早彼女の趣味と化しており、近くの川に釣りに行くのは当たり前、調理実習のクッキーをご飯に合うおかずに作り上げ、たまの外食ではタッパーで食料を回収出来るチャンスをうかがうなど特に食において涙ぐましいまでの執念を発揮する。好物はプリンで、プリンが絡むと態度が変わる事もある。 小さい頃に犬にかまれて以来の犬嫌いだが、チワワサイズまでは大丈夫らしい。さらには破壊的な音痴で、学芸会で合唱の発表をした際に被害がなかったことにホッとする一幕があった。
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