ローゼンマン大公家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:32 UTC 版)
「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の記事における「ローゼンマン大公家」の解説
真祖の血脈に連なる支族の一つ。北アメリカに施設を有しており、本拠地かは不明だがアマゾン・マナウス西方「チェーンスモーカーズフォレスト」に城を構えている。 第一部以後、正体不明の敵による攻撃を受けており、勢力は減少している。 ローゼンマン 声 - 浜田賢二 三支族の一人。爵位は大公。かつて李やイワノヴと共に反乱を起こし、ルクレツィアを殺害した。左目を眼帯で覆っている。反乱当時は左目が健在だったが、ヴェラに潰された。 他の三支族と共謀し、アキラを殺した者がミナ姫を娶る権利を獲得するというデスゲームを提案・実行するなど陰険な策謀家だが、支族の中では「マシな部類」とは愛蔵版4巻回想編におけるルクレツィアの弁。 ルクレツィア殺害以後、彼も本気でヴァンパイアの未来を憂いて様々な試みを行っていたが、その結果「更なる終末の扉を開いてしまった」と漏らす。アマゾンのネクロパレス、「最初の真祖の女」の発見が関わっているらしく、ミナに子を産ませようとする反面、それをミナに見られる事態となれば「最後の真祖の女」のはずのミナを迷わず抹殺にかかるなど不可解な行動をとる。 またテロメア盟主の出現にも彼のネクロパレス発見が関わっており、テロメアとはかなり密接な連携関係にあった。 テロメアの工作で捕らえたミナに「顕身状態を固定する薬物」を投与して子を産ませようとするが薬物の開発に難航。アンジーの活動により薬物の問題点も解決し、ミナに薬物を投与しようとするもアキラ達の妨害により失敗した上に逃げられてしまう。その後、アキラを助けるために戻ってきたミナをネクロパレスを見られた事で殺害しようとするも今度は元老院たちの襲撃に遭い再度取り逃がしてしまった上に自城も失ってしまった。この時に鎧を装備していたが彼自身が戦うことはなかったためにその戦闘能力は不明。本編ではネクロパレス脱出後以降の登場シーンはないが13巻おまけ漫画でゲルハルトと共にマナウスに潜伏を試みるも、ネリー達が狩りを行ったために大半のヴァンパイアが上書きでミナを主人とする形となり、結局追われる羽目になった。なおこのシーンで精神崩壊を匂わす描写がある。 第二部では偽ミナ(ケティ)に従う「仮面の道化」となっている。ウルフボーイズを圧倒する戦闘力ながら、ケティの命令に従うのみで自己意思は感じられないが、子供と遊んでやるなど行動は丸くなっている。A.S.O.第5巻では巻末四コマにてバンド内に潜伏して工作活動を行っている様子が描かれている。 アニメ版ではサンスーシという名の巨大な船舶を所有している。
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