ロンドンオリンピック代表選手選考
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「第96回日本陸上競技選手権大会」の記事における「ロンドンオリンピック代表選手選考」の解説
ロンドンオリンピック日本代表選手選考過程 ロンドン参加標準記録有効期間「2012年ロンドンオリンピックの陸上競技#参加標準記録」も参照 10000m、マラソン、競歩、混成競技 2011/1/1 - 2012/7/8 他の個人種目 2011/5/1 - 2012/7/8 リレー 2011/1/1 - 2012/7/2 種目別人員枠参加標準記録A突破者は最大3名まで出場可能。参加標準記録B突破者が出場する場合はB突破者の1名に限られる。 派遣人員枠40名(JOCによる割当)。リレーの出場権を獲得した場合は別枠で追加申請する。 選考競技会全種目共通 第13回世界陸上競技選手権大会 2011/8/27-9/4 トラック・フィールド・混成 日本グランプリシリーズ兵庫リレーカーニバル 4/21-22 東京陸上競技選手権大会 4/21-22 織田幹雄記念国際陸上競技大会 4/29 静岡国際陸上競技大会 5/3 ゴールデングランプリ川崎 5/6 第96回日本陸上競技選手権大会混成競技 6/2-3 第96回日本陸上競技選手権大会 6/8-10 マラソン 第65回福岡国際マラソン選手権大会 2011/12/4 東京マラソン2012 2/26 第67回びわ湖毎日マラソン大会 3/4 第3回横浜国際女子マラソン大会 2011/11/20 第31回大阪国際女子マラソン大会 1/31 名古屋ウィメンズマラソン2012 3/11 競歩 第50回全日本50km競歩高畠大会 2011/10/30 第95回日本陸上競技選手権大会20km競歩 2/19 第36回全日本競歩能美大会 3/11 第96回日本陸上競技選手権大会50km競歩 4/15 選考基準「2011年世界陸上競技選手権大会日本選手団」も参照 トラック・フィールド・混成 参加標準記録Aを突破し、第13回世界選手権入賞で日本人最上位 →内定 参加標準記録Aを突破し、第96回日本選手権優勝 →内定 参加標準記録A・Bを突破し、第96回日本選手権等の選考競技会で上位入賞した五輪で活躍が期待される競技者 →理事会による選考を経て選出 日本が出場権を満たした場合のリレーメンバーは、リレーの特性を考慮し選考競技会の成績により選出 マラソン 参加標準記録Aを突破し、第13回世界選手権3位以内入賞で日本人最上位 →内定 参加標準記録Aを突破し、選考競技会で上位入賞した五輪で活躍が期待される競技者 →理事会による選考を経て選出 競歩 参加標準記録Aを突破し、第13回世界選手権入賞で日本人最上位 →内定 第95回日本選手権20kmと第96回日本選手権50km競歩において、男子20km競歩は1時間20分29秒以内、女子20km競歩は1時間29分59秒以内、男子50km競歩3時間51分59秒以内の記録で優勝 →内定 参加標準記録Aを突破し、選考競技会で上位入賞した五輪で活躍が期待される競技者 →理事会による選考を経て選出 発表3月12日、マラソン代表6名・補欠2名(堀端・赤羽)を発表。 6月11日、マラソンを含む代表39名(日本選手団参照)とリレー種目の代表候補7名(九鬼・中野・東・土井・高橋・佐野・市川)を発表。男子10000mと男子棒高跳は参加標準記録B突破者が日本選手権優勝の結果を残し、参加標準記録A突破者を抑えて代表に選出された。男子十種競技の出場は1964年の東京オリンピック以来48年ぶりとなった。 6月29日、マラソンの補欠を解除。 7月3日、男女4×100mリレーと男子4×400mリレーの出場権を獲得、リレー種目代表7名を発表。女子4×100mリレーの出場は1964年の東京オリンピック以来48年ぶりとなった。代表46名中35名がオリンピック初出場であり、平均年齢男子24歳・女子25歳の選手で構成される選手団となった。 出来事6月28日・29日、女子4×100mリレーと男子4×400mリレーの代表候補がオセアニア選手権に出場し、オリンピック出場を確実にするため記録更新を狙った。 7月21日、ロンドンオリンピック日本選手団と陸上競技日本選手団の結団式をそれぞれ行った。日本選手団の主将を村上幸史が務めた。陸上競技日本選手団の男子主将を高平慎士、女子主将を久保倉里美が務めた。 8月12日、ロンドンオリンピックの全日程が終了。陸上競技は男子ハンマー投の室伏広治が銅メダルを獲得、男子マラソンと男子4×100mリレーの2種目で入賞、3名が自己ベストを記録し、7名がシーズンベストを記録した。 8月15日、ロンドンオリンピック日本選手団の解団式を行った。 9月20日、日本陸連の高野進強化委員長が退任した。後任の強化委員長に原田康弘が就任した。 11月29日、日本陸連は第14回世界選手権の代表選考基準について、派遣設定記録の導入を発表した。派遣設定記録は参加標準記録Aを上回り、1カ国3人の選手による世界ランキングで12位相当となる記録に設定された。 マラソンは過去の代表選考からすでに導入されていたが、基準が引き上げられた。マラソン以外の種目は新たに導入された。トラック・フィールド各種目の選手は、派遣設定記録を満たし、2013年6月に開催の第97回日本選手権で8位以内に入賞した場合、世界選手権代表に選出される。
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