ロッテ歌のアルバムNOWとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロッテ歌のアルバムNOWの意味・解説 

ロッテ 歌のアルバム

(ロッテ歌のアルバムNOW から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 06:36 UTC 版)

ロッテ 歌のアルバム
ジャンル 歌謡番組
製作
制作 ラジオ東京テレビ(KRT)

東京放送(現・TBSテレビ
放送
映像形式 モノクロ放送 → カラー放送(1969年5月11日放送分より[1]
音声形式 モノラル放送(1979年9月30日まで)[2]ステレオ放送1985年4月7日から)[3]
放送国・地域 日本
ロッテ 歌のアルバム
司会者 玉置宏
放送期間 1958年5月4日 - 1977年10月2日
放送時間 当該節参照
回数 1000
ロッテ 歌のアルバム 千と一慶生放送
司会者 千昌夫
小島一慶
放送期間 1977年10月9日 - 1978年3月26日
放送時間 日曜 12時45分 - 13時15分
放送分 30分
回数 24
ロッテ 歌のアルバム78

ロッテ 歌のアルバム79
司会者 小島一慶
うつみ宮土理
吉幾三
声の出演 週替わり(曲紹介のみ)
放送期間 1978年4月2日 - 12月31日(78)
1979年1月7日 - 9月30日(79)
放送時間 日曜 12時45分 - 13時15分
放送分 30分
回数 80
演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム
司会者 村野武範
放送期間 1985年4月7日 - 1986年5月25日
放送時間 日曜 12時30分 - 13時00分
放送分 30分
回数 58
ロッテ 歌のアルバムNOW
司会者 山村美智子
松宮一彦
放送期間 1986年6月1日 - 1987年9月27日
放送時間 日曜 12時30分 - 13時00分
放送分 30分
回数 67
テンプレートを表示

ロッテ 歌のアルバム』(ロッテ うたのアルバム)は、1958年昭和33年)5月4日から1987年(昭和62年)9月27日(約5年半の番組休止期間あり)までの通算24年間にわたってTBS系列局で、毎週日曜日に放送されていた歌謡番組である。当初はモノクロ映像・モノラル音声だったが、映像は1969年(昭和44年)5月11日放送分よりカラー放送に[1]、音声は1985年(昭和60年)4月7日からステレオ放送となった[3]

また、本項では便宜上、以下の番組タイトルについても記述する。

  • ロッテ 歌のアルバム 千と一慶生放送(ロッテ うたのアルバム せんといっけいなまほうそう)
  • ロッテ 歌のアルバム78(ロッテ うたのアルバム ななじゅうはち)
  • ロッテ 歌のアルバム79(ロッテ うたのアルバム ななじゅうく)
  • 演歌の殿堂 ロッテ 歌のアルバム(えんかのでんどう ロッテ うたのアルバム)
  • ロッテ 歌のアルバムNOW(ロッテ うたのアルバムナウ)

概要

『ロッテ 歌のアルバム』が1958年5月4日から1977年(昭和52年)10月2日まで、後継の『ロッテ 歌のアルバム 千と一慶生放送』が1977年10月9日から1978年(昭和53年)3月26日まで、『ロッテ 歌のアルバム78』が1978年4月2日から12月31日まで、『ロッテ 歌のアルバム79』が1979年1月7日から9月30日まで、『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』が1985年4月7日から1986年(昭和61年)5月25日まで、『歌のアルバム NOW』が1986年6月1日から1987年9月27日まで、それぞれロッテ一社提供で放送された。

本記事は『ロッテ 歌のアルバム』を第1期、『ロッテ 歌のアルバム 千と一慶生放送』を第2期、『ロッテ 歌のアルバム78』、および『ロッテ 歌のアルバム79』を第3期、『演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム』を第4期、『ロッテ 歌のアルバムNOW』を第5期と記述する。なお、第4期『演歌の殿堂』は、演歌専門の音楽番組でありながら番組内のコーナーに女性アイドル歌手の菊池桃子本田美奈子等が出演したほか、第5期『NOW』は第2期・第3期に類似した番組内容に回帰したため、歌謡曲・演歌系の歌手のみならず、一部のアイドル系歌手やポップス系・ロック系・ニューミュージック系のグループ・歌手も出演した。

長年司会を務めていた玉置宏のオープニング『一週間のご無沙汰でした。玉置宏でございます』で知られている。番組開始当時の司会は美文調が主流であったところに、個性的な司会の手法を持ち込み新境地を開いた[4]

放送時間

第1期(無印)

  • 日曜 12時15分 - 13時00分(1958年5月4日 - 10月5日)
  • 日曜 12時45分 - 13時15分(1958年10月12日 - 1965年7月25日)

関東では日本テレビが放送していた『ダイラケのびっくり捕物帖』(大阪テレビ[5]制作)がKRT( → TBS)へ移動し、開始時刻を30分繰り下げて放送時間を15分短縮した。

1959年1月4日、1960年1月3日、1961年1月1日、1965年1月3日は新春特別番組編成のため放送休止。

  • 日曜 12時45分 - 13時30分(1965年8月1日 - 1969年3月30日)

前番組で13時15分放送開始の『ナショナル日曜観劇会』が終了し、放送時間を15分拡大した。

1966年1月2日、1967年1月1日は新春特別番組編成のため放送休止。

  • 日曜 12時45分 - 13時15分(1969年4月6日 - 1977年10月2日)

前番組で13時30分放送開始の『家族そろって歌合戦』の放送枠拡大に伴い、放送時間を15分短縮した[6]

1970年1月4日、1971年1月3日、1972年1月2日、1976年1月4日、1977年1月3日は新春特別番組編成のため放送休止。

第2期(千と一慶生放送)

玉置宏の司会卒業に伴い、番組を全面リニューアル。番組タイトルの通り、シリーズ唯一の生放送となった。

  • 日曜 12時45分 - 13時15分(1977年10月9日 - 1978年3月26日)

1978年1月1日は新春特別番組編成のため放送休止。

第3期(78 → 79)

千昌夫の司会降板に伴い、再度番組タイトルを改題。また、第2期で司会を務めた小島一慶はそのまま続投し、千昌夫の後任司会としてうつみ宮土理吉幾三が引き継いだ。

  • 日曜 12時45分 - 13時15分(78:1978年4月2日 - 12月31日、79:1979年1月7日 - 9月30日)

第4期(演歌の殿堂)

ここから、音声がステレオ放送になる。[3]

  • 日曜 12時30分 - 13時00分(1985年4月7日 - 1986年5月25日)
  • 演奏 - 岡本章生とゲイスターズ(通常のレギュラー出演)・宮間利之とニューハード・ひばり&スカイ(美空ひばり出演時のみ)ベストアンサンブル(弦楽器担当)
  • 指揮 - 長洲忠彦

1986年1月6日は新春特別番組編成のため放送休止。

第5期(NOW)

  • 日曜 12時30分 - 13時00分(1986年6月1日 - 1987年9月27日)
  • 演奏 - 岡本章生とゲイスターズ(通常のレギュラー出演)・宮間利之とニューハード・ひばり&スカイ(美空ひばり出演時のみ)・ベストアンサンブル(弦楽器担当)
  • 指揮 - 長洲忠彦

1987年1月4日は新春特別番組編成のため放送休止。

1987年9月27日を以って番組が終了。これにより1958年5月から放送開始した『ロッテ 歌のアルバムシリーズ』は(番組休止期間を除き)通算24年の放送に幕を降ろした。

放送局

特筆の無い場合は全て同時ネットである。

第1期 - 第3期

第4期・第5期

脚注

  1. ^ a b 朝日新聞 1969年5月11日付朝刊 P.11 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  2. ^ 朝日新聞 1979年9月30日付朝刊 P.24 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ a b c 朝日新聞 1985年4月7日付朝刊 P.24 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  4. ^ 世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、85頁。ISBN 9784309225043 
  5. ^ 法人としては今日の朝日放送(ABC)テレビ
  6. ^ 『放送学研究 別冊2 午後の時間帯』日本放送出版協会 
  7. ^ a b c 河北新報』1971年10月24日付朝刊テレビ欄。
  8. ^ 福島民報』1967年4月9日付朝刊テレビ欄。
  9. ^ 『福島民報』1959年5月17日付朝刊テレビ欄。
  10. ^ 『福島民報』1963年4月7日付朝刊テレビ欄。
  11. ^ a b c d 北國新聞』1975年10月12日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ YBSプログラム『山梨放送テレビ週間番組表』1965年4月版、山梨放送発行。
  13. ^ a b c 読売新聞』山梨・静岡版 1972年4月16日付朝刊テレビ欄。
  14. ^ 日刊スポーツ』1976年5月2日付テレビ欄。
  15. ^ a b c d e f 愛媛新聞』1970年10月4日付朝刊テレビ欄。
  16. ^ a b c 毎日新聞』福岡・山口・大分版1975年3月30日付朝刊テレビ欄。
  17. ^ 徳島新聞』1967年10月1日付朝刊テレビ欄。
  18. ^ a b c 西日本新聞』1969年4月6日付朝刊テレビ欄。
  19. ^ a b c 南日本新聞』1975年4月6日付朝刊テレビ欄。
  20. ^ 沖縄タイムス』1978年8月27日付朝刊テレビ欄。
KRT系列 → TBS系列 日曜12:15 - 12:45
前番組 番組名 次番組
素人うた合戦
ロッテ 歌のアルバム
(1958年5月4日 - 10月5日)
ダイラケのびっくり捕物帖
(1958年10月12日 - 1960年5月22日)
KRT → TBS 日曜12:45 - 13:00
素人うた合戦
ロッテ 歌のアルバム
(1958年5月4日 - 1977年10月2日)

ロッテ 歌のアルバム
千と一慶生放送
(1977年10月9日 - 1978年3月26日)

ロッテ 歌のアルバム78
(1978年4月2日 - 12月31日)

ロッテ 歌のアルバム79
(1979年1月7日 - 9月30日)
クイズ列車出発進行
(1979年10月7日 - 1980年3月30日)
※12:00 - 13:00
KRT → TBS 日曜13:00 - 13:15
白ダイスタープレゼント
ロッテ 歌のアルバム
(1958年10月12日 - 1977年10月2日)

ロッテ 歌のアルバム
千と一慶生放送
(1977年10月9日 - 1978年3月26日)

ロッテ 歌のアルバム78
(1978年4月2日 - 12月31日)

ロッテ 歌のアルバム79
(1979年1月7日 - 9月30日)
家族そろって歌合戦
(1979年10月7日 - 1980年12月28日)
※13:00 - 13:55
【日曜13:15 - 14:25から移動・縮小】
TBS系列 日曜13:15 - 13:30
ナショナル日曜観劇会
(1958年3月2日 - 1965年)
※13:15 - 15:00
ロッテ 歌のアルバム
(1965年8月1日 - 1969年3月30日)
家族そろって歌合戦
(1969年4月6日 - 1979年9月30日)
※13:15 - 14:25
【日曜13:30 - 14:25から移動・拡大】
TBS 日曜12:30 - 13:00
アッコ・古舘のゆうYOUサンデー!
(1984年10月7日 - 1985年3月31日)
※12:00 - 12:55
不明
※12:55 - 13:00
演歌の殿堂 ロッテ歌のアルバム
(1985年4月7日 - 1986年5月25日)

ロッテ 歌のアルバムNOW
(1986年6月1日 - 1987年9月27日)
アッコにおまかせ!
(1987年10月 - )
※11:45 - 12:54
【24分拡大】
不明
※12:54 - 13:00



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ロッテ歌のアルバムNOWのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロッテ歌のアルバムNOW」の関連用語

1
18% |||||

2
WAKU WAKUさせて 百科事典
12% |||||

3
沿革・内容 ウィキペディア小見出し辞書
12% |||||

4
島田奈央子 百科事典
10% |||||

5
山村美智 百科事典
8% |||||

6
松宮一彦 百科事典
8% |||||


8
BaBe 百科事典
6% |||||

9
6% |||||

10
4% |||||

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロッテ歌のアルバムNOWのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロッテ 歌のアルバム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS