ロイヤル・ミルク・ティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:30 UTC 版)
牛乳で茶葉を煮出したもの。あるいは、少量の水で煮出してから牛乳を入れて沸かしたもの。クリームを加えてより濃厚に仕立てることもある。ただし、これは紅茶の本場イギリスを連想させる単語として「ロイヤル」を用いた日本独特の呼称であり、イギリスにおいてそのような表現は存在しない。日本のティールームの草分けといわれるリプトン本社直轄喫茶部極東支店(現在は(株)フクナガ)で、1965年にロイヤルシリーズの一つとして考えられ、同名の紅茶飲料が販売されるに従い次第に広まっていった。イギリスではこの手の紅茶は「インディアンティー」つまり後述のチャイと呼ばれており、特に区別されていない。詳しくは「ロイヤル・ミルク・ティー」を参照。
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ロイヤルミルクティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:02 UTC 版)
「ミルクティー」の記事における「ロイヤルミルクティー」の解説
ロイヤルミルクティーは日本で人気がある種類の茶で、濃く抽出した茶に牛乳を加えたものや、湯の代わりに牛乳で茶を抽出したもの。 「ロイヤルミルクティー」は和製英語。日本のティールームの草分けといわれる『リプトン本社直轄喫茶部 極東支店』(現・株式会社フクナガ)が1965年にロイヤルシリーズの一つとして「ロイヤルミルクティ」という名で提供したのが初まりと考えられ、その後日本で人気を博した。イギリスで一般的な種類の牛乳入り紅茶と比べ、牛乳の量が多いことが特徴。 堀江敏樹は、日本のロイヤルミルクティーや(同じく鍋で煮てミルクを使用する)インド風チャイをまとめて「シチュードティー」(英語 stewed tea)と表現できるとした。 通常のミルクティーでは水や熱湯で煮出した紅茶にミルクを混ぜるが、ロイヤルミルクティーは茶葉を直接牛乳で煮出す点に特徴がある。ただし牛乳を沸騰させると牛乳に含まれるタンパク質(カゼイン)が茶葉を覆い十分な抽出が出来ないため、以下のような作り方が良いとされる。 ロイヤルミルクティー(1人分) 小皿などに紅茶葉を通常の倍量とり、あらかじめ少量の熱湯をかけ茶葉を開かせる。 常温の牛乳を水で割り、ミルクパンで沸騰直前まで温めて火を止める。 1の茶葉を2に加え、蓋をして数分間蒸らす。 茶濾しで濾してティーカップに注ぐ。好みでグラニュー糖を加える。 一般に、水の割合を増やすと後味がすっきりし、牛乳の割合が多いほど濃厚な味わいを楽しめる[要出典]。喫茶店やカフェでは、コクを出すためにエバミルクを用いることもある。飲料メーカーからは、牛乳に加え、生クリームなどを添加して濃厚さを売りにした商品も存在する。
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