ヤナギタデとは? わかりやすく解説

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やなぎ‐たで【柳×蓼】

読み方:やなぎたで

タデ科一年草水辺生え、高さ4060センチ似て細長い互生し、鞘(さや)状の托葉(たくよう)をもつ。夏から秋、白い小花をまばらな穂状につける辛味があり、香辛料とする。ほんたで。またで。《 夏》

柳蓼の画像
撮影広瀬雅敏

柳蓼

読み方:ヤナギタデ(yanagitade)

タデ科一年草薬用植物

学名 Persicaria hydropiper var.hydropiper


読み方:ヤナギタデ(yanagitade), タデ(tade)

タデ科一年草薬用植物

学名 Persicaria hydropiper var.hydropiper


ヤナギタデ タデ科

ヤナギタデ
タデ科
収穫時期 食べられる部位
5月7月

葉 花

味わう

薬味香辛料として利用

薬効

乾燥した1日量5~10gに0.3�Pを加えて、約2分の1量まで煎じつめて1日3回服用腰痛利尿良いといわれる


DATA
水辺近く生え至る所水田雑草としてみられる
タデは、あまりに辛くて舌が「ただれる」が「たでる」と変化し、さらに「たで」となったといい、似ているところからヤナギタデとなった
タデ食う虫も好き好きといわれるほど、古くから香辛料として使われてきた。

柳蓼

読み方:ヤナギタデ(yanagitade)

タデ一種

季節

分類 植物


ヤナギタデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 04:57 UTC 版)

ヤナギタデ(柳蓼[5]学名: Persicaria hydropiper)は、タデ科イヌタデ属[6]一年草[7]水辺などに生える雑草和名は、ヤナギに似ていることから[7]マタデ(真蓼)、ホンタデ(本蓼)、カワタデ、ナガボヤナギタデともいう[1][5][7]


  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Persicaria hydropiper (L.) Delarbre ヤナギタデ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月11日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Polygonum hydropiper L. ヤナギタデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月11日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Persicaria hydropiper (L.) Delarbre var. filiformis Araki ヤナギタデ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月11日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “YList 植物和名-学名インデックス:簡易検索結果”. YList 植物和名-学名インデックス. 琉球大学. 2018年12月4日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 川原勝正 2015, p. 55.
  6. ^ 大場秀章編著『植物分類表』アボック社、2009年、95頁。ISBN 978-4-900358-61-4 
  7. ^ a b c d e f 平野隆久写真『野に咲く花 : 写真検索』林弥栄監修、門田裕一改訂版監修(増補改訂新版)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2013年、265頁。ISBN 978-4-635-07019-5 
  8. ^ a b c d e 講談社編 2013, p. 112.
  9. ^ ふくいミュージアムNo.18”. 福井県立歴史博物館. p. 5. 2022年4月20日閲覧。


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