メディア毎の差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:13 UTC 版)
「アイスランド沖海戦」の記事における「メディア毎の差異」の解説
独側の作戦の意図 原作でこの作戦を発案したのはヒトラーであるが、コミック・OVA版では発案したのはOKR総長ワルター・G・F・マイントイフェルであり、爆撃機隊と機動部隊を捨て駒にした大掛かりな偵察であった。なおコミック、OVA版において独側はステルス機を用いて写真偵察を行っているがその際に使われた機体はコミック版が『ブレーダーマウス』に対しOVA版では『アングルホザ』であった。 攻撃に使用された爆撃機 原作、コミック版『紺碧の艦隊』において攻撃を行ったのは『アングルホザ』であるがコミック版『旭日』で攻撃を行ったのはオリジナルの機体である『ミョルニール』であり、OVA版ではジェット化された『ヨルムンガンド』である(原作・コミックでは一貫して緊急用のロケットエンジンを装備したレシプロ機である)。この時の『ヨルムンガンド』は電波妨害機能を有していた。 紺碧艦隊の関わり 原作、コミック版『紺碧』で登場するのは当時旗艦であった『特潜伊601 富嶽号』であり戦闘時にはドッグに停泊中で戦闘に参加していない。しかしOVA版では新型の『潜伊3001 亀天号』の習熟航海で立ち寄っており、『ロートリンゲン』及び3重巡に雷撃を与えて撃沈している(独艦隊の位置も海戦数日前、潜航中に探知した放射音から目当てを付けている)。コミック版『旭日』では参加していない。 『日本武尊』に対する独第一次攻撃隊の攻撃 原作では雷撃機一個中隊を主砲気化弾で殲滅しただけで他の攻撃部隊は帰投しているがコミック、OVA版においては第一次攻撃隊をまとめて殲滅した様に描写されている。また、OVA版では秋月型駆逐艦『玄月』が攻撃を受けて戦没している。第一次攻撃隊の攻撃に先立って急降下爆撃機1機が日本武尊に突入し爆弾は命中しなかったものの艦橋が機銃掃射を受け少なくとも機銃手1名が戦死している。なお、この機体は前原によって機銃で撃墜された。 空雷(航空機迎撃用) 原作、コミックで投下したのは『蒼莱改』だがOVA版では『光武改』が投下し、『蒼莱改』は専ら機関砲による攻撃に徹した。 猟火 原作では気化弾頭およびクラスター式の飛行甲板破壊弾頭を使用しているがコミック、OVA版では艦艇破壊用の炸薬弾頭であり、攻撃も空母や駆逐艦に絞って行われている。OVA版で3空母はこれにより自沈に追い込まれた。 ラーベとローゼンベルグの確執 コミック版ではローゼンベルグがラーベに拳銃を突きつけたところに『日本武尊』の砲撃が『ロートリンゲン』に直撃してそのまま沈没している。またOVA版ではローゼンベルグはラーベを拳銃で殴って気絶させてそのまま艦隊の指揮を執り、『ロートリンゲン』の前後を『ゲシュライ』と『フォルトシッケン』に固めさせて『日本武尊』に砲撃戦を挑むが、『日本武尊』に砲撃を回避され、『亀天号』による雷撃によって『ロートリンゲン』と重巡は沈められた。 『CU-18』に対する攻撃 原作では当初、『ロートリンゲン』に対して水中弾攻撃を行う筈であったが大石の判断により備えとして1発ずつ前後主砲に装填されていた。しかしコミック版『紺碧』では前原の察知能力により攻撃位置が伝えられている。コミック版『旭日』では『CU-18』は登場しなかった。 この他のOVAでのオリジナルの展開 電子管制を『兎空』ではなく艦載機『星鵬』が担当、対空戦闘を行う日本艦艇の中に第一遊撃打撃艦隊にしか所属していない筈の利根型対空巡洋艦と見られる艦艇の姿が確認できる。 表 話 編 歴 艦隊シリーズ 作品紺碧の艦隊 旭日の艦隊 新・紺碧の艦隊 新・旭日の艦隊須佐之男死闘篇 戦闘ハワイ攻略作戦 パナマ運河攻撃 アイスランド沖海戦 兵器 日本 潜水艦富嶽号 亀天号 須佐之男号 鳴門 特呂号 ア号型 伊500型 伊700型 伊900型 伊1000型 艦艇日本武尊 建御雷 尊氏 信長 信玄型 虎狼型 米利蘭土型 利根型 神風型 航空機星電 春嵐 蒼萊 電征 爆龍 闇鷹 仙狩 光武 戦車蒙虎 神聖欧州帝国 潜水艦スレイブニル 艦艇フォン・リヒトフォーヘン級 航空機アース ホルス16 用語用語集 旭日艦隊 関連人物荒巻義雄 居村眞二 飯島祐輔
※この「メディア毎の差異」の解説は、「アイスランド沖海戦」の解説の一部です。
「メディア毎の差異」を含む「アイスランド沖海戦」の記事については、「アイスランド沖海戦」の概要を参照ください。
- メディア毎の差異のページへのリンク