mutual
「mutual」とは、相互・共同・共通のことを意味する英語表現である。
「mutual」とは・「mutual」の意味
「mutual」は、相互の、お互いの、相互に関係あるという意味の形容詞である。感情や行為、支援、援助などに対して使われることが多い。また、共同の、共通のといった意味も持ち合わせている。複数の人や集団など、二つ以上のものに対して使われる言葉だ。そして、相互に分け合う、同等の、相補うなどの意味も持っている。その他に、金融の分野においては、相互保険のという意味合いで使われる場合もある。派生語としては、「mutually」や「mutualism」などが挙げられる。「mutually」は、「mutual」に接尾辞「-ly」を加えたものだ。お互いに、相互にという意味を持つ副詞である。また、「mutualism」は、相利共生を意味しており、主に生物の分野で用いられている名詞だ。異なる種が、相手からお互いに利益を受ける関係のことを指している。また、社会学においては、相互主義という意味になる。これは、フランスの思想家、プルードンによって唱えられた言葉だ。「-ism」は、主義や主張を示す接尾辞でもある。
「mutual」の発音・読み方
音節は「mu・tu・al」である。発音記号は「mjúːtʃuəl」で、「ミュゥーチュアル」と読む。なお、アクセントは、「ミュゥー」の部分にくる。「mutual」の語源・由来
「mutual」は、ラテン語で「交換する」という意味の「mutuus」を語源としてできた言葉とされている。「mutuus」には、「お互いの」というニュアンスが含まれており、これに古期フランス語で名詞化する接尾辞「-el」が加わって、「mutuel(相互の)」という古期フランス語に形を変えていった。なお、「commute(代える)」も、同じ語源からできた言葉である。「mutual」の覚え方
「mutu(相互)」と「al(形容詞語尾)」という二つの言葉から構成されている。「mut」は、お互いに何かすること、交換すること、移動することといったコアイメージを持っている。つまり、そこからお互い、相互のという「mutual」の意味につなげることができる。「mutual」の類語
相互の、お互いのを意味する場合の類語は、「reciprocal」が当てはまる。相互の、返礼のという意味を持つ形容詞だ。共同の、共通のという意味合いで使われる場合、類語としては「common」が挙げられる。共通の、公共のといった意味を持つ言葉だ。「mutual」を含む英熟語・英語表現
「mutual fund」とは
投資信託会社という意味の表現。会社型投資信託の内、オープンエンド型投資信託のことを指しており、アメリカを中心として使われている。
「mutual friend」とは
「mutual friend」は、共通の友人という意味である。複数形の場合は「mutual friends」になる。
「mutual understanding」とは
「mutual understanding」は、相互理解という意味の表現である。
「it’s mutual」とは
「it’s mutual」は、「それはお互い様だ」という意味を持つ。なお、「Thank you.」に対する返事として使う場合は、「Thanks is mutual. 」という表現になる。
「mutual」の使い方・例文
「mutual」を使った例文は、下記の通りである。・I wanted to know more about how mutual insurance works, so I decided to consult someone who knows a lot about American finance.(相互保険の仕組みについてもっと詳しく知りたかったので、アメリカの金融に詳しい人に相談することにした。)
・I am planning to go to the mutual savings bank tomorrow.(明日、相互貯蓄銀行に行く予定にしている。)
・They wouldn't be together without mutual interests.(彼らは、共通の利益がなければ一緒にいないだろう。)
・May I introduce you to him as a mutual friend?(共通の友人として、彼に君を紹介してもいいだろうか。)
・They seem to have become very close after finding a mutual hobby.(彼らは、共通の趣味を見つけてからとても仲良くなったらしい。)
・Mutual understanding is the bare minimum for a couple to maintain a harmonious relationship over the long term.(お互いへの理解は、夫婦が円満な関係を長く続ける上で最低限必要なことだ。)
・Mutual cooperation will be essential to overcome this difficult situation.(この難局を乗り切るためには、相互協力が欠かせないだろう。)
・A society of mutual respect is exactly what I am aiming for.(お互いに尊重しあう社会は、まさに私が目指しているものだ。)
・Given the mutual action, this formula would not hold.(相互作用を考えると、この数式は成り立たないだろう。)
ミューチュアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 23:15 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1丁目2番5号 大阪JAビル9階 |
設立 | 1949年2月14日 |
業種 | 機械 |
法人番号 | 8120001071062 |
事業内容 | ・医薬品、化粧品、食品向けの製造装置及び自動包装機械の設計・製作・輸出入販売 ・設備ライン化のための機械設計及び製作 ・機械の据付及び運転調整 ・保守メンテナンス ・工業用ダイヤモンドの輸入販売 |
代表者 | 代表取締役社長 野尻 恭 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 連結:112億15百万円 単体:98億49百万円 (2023年3月期) |
総資産 | 連結:226億25百万円 単体:206億62百万円 (2023年3月) |
従業員数 | 連結:194名 単体:137名 (2023年3月) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | マーキュリア日本産業成長支援2号投資事業有限責任組合 |
主要子会社 | 株式会社ウイスト、三晴精機株式会社 |
外部リンク | https://www.mutual.co.jp/ |
株式会社ミューチュアルは、大阪府大阪市北区に本社を置き、医薬品業界・化粧品業界・製菓等の食品業界向けに自動包装機械などの製作・輸入出販売、並びに工業用ダイヤモンド販売や包装資材販売などの事業を行う企業である。
沿革
- 1949年 資本金150万円で大阪市北区浮田町において、国産機械の輸出を目的とし(株)ミューチュアルトレイディング(現・(株)ミューチュアル)を設立
- 1953年 本社を大阪市大淀区(現・北区)天神橋天六阪急ビルに移転 欧米より工業用ダイヤモンドの輸入を開始
- 1961年 国内での包装機械販売を開始
- 1963年 東京都中央区銀座に東京事務所を開設(現・東京支店 千代田区神田)
- 1968年 相互自動機(株)を子会社として設立し、自動機の製作、アフターサービスにあたる
- 1978年 静岡県静岡市に静岡出張所を開設(現・静岡事務所)
- 1979年 (株)テクノ自動機製作所を設立し、相互自動機(株)を吸収合併。PTP包装機など独自の機械を開発
- 1982年 大阪府泉大津市に技術センター(現・大阪技術センター)を開設。輸入機の展示、改造、アフターサービスを行う拠点となる。
- 1987年 福岡県大野城市に福岡出張所を開設(現・福岡事務所)
- 1994年 (株)ウイスト(現・連結子会社)を設立
- 1996年 (株)テクノ自動機製作所を吸収合併
- 2001年 大阪技術センターを改修、ショールームを開設
- 2003年 富山県富山市に富山営業所を開設
- 日本証券業協会へ店頭登録
- 2004年 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年 ファーマリード・エンジニアリング(株)を設立
- 2010年 三晴精機(株)(現・千葉県八街市)を連結子会社化
- 2011年 ISO9001およびISO14001認証取得
- 2013年 千葉県八街市に関東工場を開設
- 2015年 子会社ファーマリード・エンジニアリング(株)を吸収合併
- 2022年 株式公開買付の実施により(株)エムズの子会社となる
- 東京証券取引所上場廃止
- 2023年 (株)ミューチュアルを存続会社として(株)エムズと合併
主な営業拠点など(国内)
- 大阪技術センター(大阪府泉大津市)
- 東京技術センター(埼玉県越谷市)
- 関東工場(千葉県八街市)
- 東京支店、富山営業所、静岡事務所・福岡事務所
備考
脚注
外部リンク
「ミューチュアル」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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