マスクデータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:06 UTC 版)
本作より画面上では確認できない武将の性格を表したデータ「マスクデータ」が登場した。これは以後のシリーズにも継承されていった。 義理 これが低いと戦場で寝返りの計略にかかりやすくなる。君主の場合は同盟破棄を行う確率が上がる。高い君主ならば、共同および救援に応じやすくなる。最高は関羽と劉備の100だが、曹操や劉備などの英雄君主は降伏勧告には絶対に応じない(配下に出来ない)ため配下としての最高は関羽のみである。特に関羽は、劉備の配下にいる時は忠誠がどんなに低く、知力100の軍師を使い計略を仕掛けても寝返らせることは不可能(劉備の下にいる時に他の君主の配下にするには捕縛しかなく、一例として曹操の配下にいる場合は孫権でも引き抜く事が出来る)である。反対に、最低は呂布と公孫淵の10である。 人徳 魅力の根底にあるデータ。魅力が人を引き付ける能力の数値に対して、これは人から信頼される人望の厚さを示す数値である。低いといくら魅力が高くても見せかけとなる。また、高いと戦時に捕縛されても解放されやすい。この数値が低いCOM君主の場合、外交の使者を捕らえようとしやすくなり、連動して先述の「信用度」も下がりやすい。以後のシリーズでは登場しない。最高は劉備の100だが、人徳の傘である魅力も初期設定の武将の中では最高の99であるため、能力値においては三冠となっている。反対に、最低は呂布の5である。 野望 武将全般に言える好戦の度合い。君主ならば領土的野心も含まれる。高いと一騎討ちに勝手に名乗り上げる(一般配下だけでなく君主や太守である武将も対象になっており、申し込みや それに対して応じることもある)。さらにCOM君主の場合、高いと戦争を仕掛ける可能性が高くなる。また、野望が高く義理が低いと「駆虎」の計略にかかって独立君主になる確率が高くなる(「駆虎の計」に限れば、一例として、周瑜のように義理が高いが野望も高い武将も確率は低いが対象となるし、呂布のように義理が極端に低く野望が極端に高い武将は計略を使わなくても太守に任命した翌月に勝手に独立する可能性がかなり高い)。最高は曹操と馬謖の99で、次に司馬懿の98、孫策の97と続き、他にも90台の武将が多くおり呂布は90と高めではあるが必ずしも上位ではなく、董卓や孫権(共に95)よりも下である。また、領土を奪われたり客将としての立場が他の君主より長かったりと、自分の領土をなかなか持てなかった劉備も85と高めである。 相性 各武将間の相性のよさ。0-100で表されるが本作に限り両端が隣り合わない棒状のデータである。 本作では曹操を0、劉備を50、孫家(孫堅、孫策、孫権)を100とし、0と100はつながっていない。このため曹操と孫家の相性は最悪であり、劉備はどの武将とも相性が最悪でも50しか離れていないので、劉備は武将の登用や忠誠度の下がりにくさで有利である。新君主の場合は、相性は「誕生月の数字×誕生日の数字」で決まる(100を超えた場合は100・200…を引き、1 - 100の数字にする)。2月25日や5月10日、10月15日などに設定すると相性が50になり、劉備と同じ相性になる。 寿命 何歳まで生きられるかを表したもの。寿命自体はマスクデータだが年齢はゲーム中に確認できる公開データであり、一部の有名な君主や配下武将には寿命が設定されているため寿命間近となると「凶兆」イベントが発生する。 ただし、PC版の設定にある「仮想モード」でプレイすると寿命の設定が無効になり、どの武将も60歳が目安となる。
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