ポルカ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 17:31 UTC 版)
ポルカ(英語・チェコ語など polka)は、1830年頃おこったチェコの民俗舞曲である。速い2拍子のリズムに特徴がある。チェコのほか、タトラ山脈近辺のスロヴァキア、ポーランドなどの山岳地帯にも広がりをみせている[いつ?][どこ?]。
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- ^ パオラッチ(2017) pp.124-126
- ^ パオラッチ(2017) p.170
- ^ パオラッチ(2017) p.126
- ^ 踊ろう楽しいポーレチケ|NHK みんなのうた - 2020年3月2日閲覧。
ポーレチケ
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ポーランド語では名詞に指小辞を付けて「小さい」「少し」といったニュアンスを出す表現がよく用いられ、「ポルカ (polka) 」に対しても「ポレチュカ (poleczka) 」という指小形がある。逐語訳は「ポルカちゃん」。「ポレチュカを踊りましょう」は、「ちょっとしたポルカを踊りましょう」の意味で、現代日本語[いつ?]意訳は「さあ、ポルカを踊りましょう」。 この名詞「poleczka」の格変化形の1つである対格の「ポレチュケン (poleczkę) 」が、日本では「ポーレチケ」という読み方で知られ、ポーランドの作曲家タデウシュ・スィギェティンスキ (Tadeusz Sygietyński) 編曲のポーランド民謡「ポルカ・トランブランカ」 (Polka Tramblanka) の日本語訳「踊ろう楽しいポーレチケ」(小林幹治の訳詞により、1962年にNHKの『みんなのうた』で紹介された)に使われている。 日本語歌詞「ポーレチケのリズムに…」にあたる部分のポーランド語原文は「zagrajcie nam poleczkę(私たちのためにポレチュカを演奏してください)」であり、名詞「poleczka」が動詞「zagrać」(zagrajcieは第二人称複数に対する命令形)の目的語となり対格形をとっている。日本ではこの「poleczkę」の部分がそのまま抜き出され、「ポーレチケ」という形で定着したものと思われる。 「踊ろう楽しいポーレチケ」は3拍子で、厳密に分類した場合はトラムブランカにあたる。上述のように作曲者も「ポルカ・トランブランカ」と題しているが、歌詞の中ではこれを「ポレチュカ」と呼んでいる。
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