ホキ300形とは? わかりやすく解説

ホキ300形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/01 03:33 UTC 版)

国鉄ホキ300形貨車」の記事における「ホキ300形」の解説

ホキ300形は、バラスト輸送散布敷設)用30t積の国鉄貨車である。営業用貨車形式称するが、実際保線用途事業用貨車である。 1953年昭和28年)から1962年昭和37年)にかけて三菱重工業ホキ100形として12両(ホキ100 - ホキ111)が製作された。ホキ100形は、1963年昭和38年7月26日称号規程変更によりホキ300形(ホキ300 - ホキ311)に改められ全車改番された。 本形式大きな特徴は、積荷であるバラスト輸送のみならず目的地散布を行うことにある。現在も運用されているホキ800形単線用であるのに対して、本形式複線用に特化した車両である。 その敷設方法は、ホッパ底面より自重落下したバラストの下にベルトコンベア設けバラスト反対側車線まで跳ね飛ばす方法であったコンベア速度角度調整することにより任意の位置への散布行った。両車線同時に閉塞して行うため、夜間作業にて運用されたが、作業時の騒音大きいため、使用可能範囲次第狭められていった車体塗色は黒で、全長11,200mm、全幅は2,562mm、全高は2,900mm、台車中心間距離は7,100mm、実容積は18.0m3、換算両数は積車5.0空車1.8である。台車は、ベッテンドルフ式のTR41Cであった1967年昭和42年)度に全車新幹線用の937形に改造され形式消滅した

※この「ホキ300形」の解説は、「国鉄ホキ300形貨車」の解説の一部です。
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