敷設方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 01:36 UTC 版)
一般にはレールに対して直角になるように配置するが、中には斜めにずらしたものも見られる。 また、枕木をレールに対して平行に敷設した「ラダー枕木」も普及しつつある。これはPC製の縦梁と軌間を保つための継材を組み合わせてはしご(英語でLadder)状にし、レールは縦梁に沿って敷設したもの。これを利用した軌道を「ラダー軌道」 という。 東日本旅客鉄道(JR東日本)では、分岐器用にラダー枕木(縦枕木)と従来の枕木(横枕木)を組み合わせたような、グリッド枕木と呼ばれるものを採用し始めている。外観は従来の枕木に酷似しているが、レールの下にはレールに沿って敷設される縦枕木が挿入されている。レールが曲線となる部分は縦枕木を段階的にずらしてあり、常に直線の枕木が使用される。横枕木も従来とは違って短く、左右が繋がっていない。ただしラダー枕木同様、軌間を保つための長い枕木が所々に挿入され、そこに限っては左右が繋がる。
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