ホキ150形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/04 10:13 UTC 版)
「国鉄セキ1000形貨車」の記事における「ホキ150形」の解説
ホキ400形の前任車であるホキ150形はセキ1形より20両(ホキ150 - ホキ169)が1954年(昭和29年)に改造製作された30t積のホッパ車である。ホキ400形の改造製作が開始された1957年(昭和32年)時点では落成より3年と短かったにも関わらず後継車であるホキ400形が製作された。これはセキ1形の経歴をさかのぼると1911年(明治44年)製作開始のオテセ9500形にまでたどり着くことにある。1957年(昭和32年)で既に車歴46年に達しており老朽化が目立っていた。その後の経歴は、オテセ9500形よりオテセ11000形に改造され更にオテセ11000形は1928年(昭和3年)の称号改正によりセキ1形になった。つまりホキ150形は4回名称が変更された貨車である。1957年(昭和32年)7月1日より廃車が始まり、1959年(昭和34年)1月20日に最後の1両(ホキ150)が廃車になったことから形式消滅した。
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