ホキ1900形(2代)への改造
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「国鉄セキ3000形貨車」の記事における「ホキ1900形(2代)への改造」の解説
青函トンネル建設用セメント専用30 t(後に20 t)積ホッパ車で1972年(昭和47年)に3両(ロホキ1900 - ロホキ1902)が改造された。ホキ1900形(初代)とは別の車両である。 速度制限運用車に指定され、側面に最高速度65 km/h以下を示す黄色の帯が入った他、「道外禁止」の文字が入れられた。記号番号標記は特殊標記符号「ロ」(最高速度65 km/h以下の貨車)を前置し「ロセキ」と標記する。 改造に際しては車体を撤去し、台枠の上にタンク体を載せ、台車をコイルばね式のTR41Dに改造した。ホッパ車に分類されているが、形態としてはタンク車に近い。上磯駅に常備されたが、使用実績は低く、1982年(昭和57年)に形式消滅した。
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