営業用貨車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 16:43 UTC 版)
現在京阪では貨物輸送は行っていないが、1913年(大正2年)7月4日から1955年(昭和30年)6月25日まで、約42年間貨物営業を行っていた。 201・202 - 1912年9月竣工、後に魚菜車に改造、また2度の改番を受け、1945年に休車、1949年11月8日付で廃車。 204・205 - 京阪1型を改造して造られた。204は300に改番された廃車、205は301→2001と改番され1934年10月廃車。 302・303・304・305 - 京阪1型を100形に改造の際、旧車体を流用して1923年8月に造られた。302は1939年1月に守口駅構内での追突事故で廃車、のこりは1934年10月までに廃車になった。 2003・2004 - 304・305の代替として1933年5月1934年11月に竣工、2004は2002に改番され1945年6月の空襲で天満橋駅構内で全焼、翌年11月に復旧された。この2両が貨物輸送の廃止まで営業貨車として使用された。貨物輸送廃止後は2003は守口車庫の牽引車をへて京阪線の救援車3021号に、2002は大改造され大津線事業用貨車3022号(後の122号)となった。
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