ピアノ・ソナタ第3番ヘ長調とは? わかりやすく解説

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ドニゼッティ:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調

英語表記/番号出版情報
ドニゼッティ:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調Sonata per Pianoforte No.3

ルビンシテイン, アントン:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調

英語表記/番号出版情報
ルビンシテイン, アントン:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調Piano Sonata No.3 in F major Op.41作曲年1855年  初版出版地/出版社: Breitkopf, Hamelle 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 アレグロ・リゾルート・エ・コン・フォーコ Mov.1 Allegro risoluto e con fuocoNo Data No Image
2 第2楽章 アレグレット・コン・モト Mov.2 Allegretto con motoNo Data No Image
3 第3楽章 モデラート・アッサイ Mov.3 Moderato assaiNo Data No Image
4 第4楽章 モデラート Mov.4 ModeratoNo Data No Image

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 ルビンシテイン(1829-1894)はロシア代表するピアニストである。ポーランド系ユダヤ人ドイツ系ユダヤ人の間に生まれたルビンシテインは、音楽史上、「五人組」とは対極位置づけらルことが多い。とは言えピアニスト中心とした演奏家にとどまることなくロシア最初音楽の専門教育機関サンクト・ペテルブルク音楽院創設ロシア音楽協会創立携わるなど、ロシアの音楽事情幅広く貢献している。
 ルビンシテインピアノ・ソナタを4曲作曲している。この第3番は、遅くともヨーロッパ演奏旅行していた1855年には完成されたと考えられている。恐らく、24-25歳の時(1853-1854)に書かれたと推測されている。尚、後年ルビンシテイン自身速度表記主体とした改訂行っている。
 第1楽章はアレグロ・リゾルート・エ・コン・フォーコのヘ長調で、4分の3拍子書かれている。そして、ソナタ形式の形をとっている。第1テーマは、付点によるリズム特長的である。第2テーマはまず、主調長3度の関係にある変イ長調提示されコラール風の音楽を示す。展開部では、主として第1テーマ扱われる
 第2楽章コン・モートイ短調で、4分の2拍子書かれている。そして、3部形式の形をとっている。この楽章改訂前の速度表記は、アッレグレット・コン・モートであったスケルツォ楽章性格有しており、スタッカートレガート対比させる手法効果的に用いられている。
 第3楽章はモデラート・アッサイのハ長調で、4分の3拍子書かれている。そして、ある種ロンド形式の形をとった緩徐楽章となっている。この楽章改訂前の速度表記は、アンダンテであった
 第4楽章モデラートヘ短調で、2分の2拍子書かれている。そして、展開部のないソナタ形式の形をとっている。この楽章改訂前の速度表記は、アレグロ・ヴィヴァーチェであったタランテラ性格を持つ第1テーマと、和音連打特徴的な第2テーマ提示される第1主題を同主長調にあたるヘ長調示して晴れやかに曲を閉じる。


カバレフスキー:ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調


「ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ長調」の例文・使い方・用例・文例

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