パトカーの主要装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:19 UTC 版)
「パトロールカー」の記事における「パトカーの主要装備」の解説
.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 高速隊パトカーの後部電光掲示板 赤色回転灯 - 散光式警光灯、集光式警光灯、前面形警光灯。日本国外では警告標識灯。都道府県や所属によっては、スピード計測用に前面警光灯のみ点滅させることができる車両もある。前方300メートルからも確認できる。 昇降機 - 2000年以降の専用グレードを持つ警ら用パトカー(クルー、150系後期型以降のクラウン)に装備。散光式警光灯を地上3m程にまで持ち上げ視認性を高める。赤い光の点滅が見えない後続車に、職務質問中の警察官が接触されて負傷する事案が相次いだための対策。この装備を持つ車両はその姿から「鏡餅」と呼ぶ人もいる。 サイレンアンプ - 拡声装置付きサイレン。前方20メートルで90デシベル以上~120デシベル以下。かつては松下通信工業製が多かったが、現在はほぼ100%パトライト製。音は消防車と同じような「ウーウー」という音である。刑事ドラマのパトカーの出動シーンで「ファンファンファン…」という音が鳴ることがあるが、これは1970年代から90年代にかけて警視庁の所轄署地域課(当時警ら課)の警らパトカーで用いられていた音で、現在では使われていない。 ストップメーターまたはスピードガン - 警らパトカー、交通パトカーが装備。速度違反車両の速度測定に用いる。 警察無線、データ通信端末(グローブボックスを外して装着する)とアンテナ カーロケーター - パトカーの現在位置を警察が把握できる装備だが、ない車両も少数存在する。 ドライブレコーダー - 警らパトカーに装備。違反車や犯行車両追跡時に使用し、前者の違反行為の証拠や犯人割り出しに使われる。フロント中央部に設置される。 助手席用ルームミラー - ない車両も存在する。 助手席用ナビミラー - Aピラーとドアミラーに装着するタイプがあり、前者は多くがカーメイト製。助手席の足元には、モーターサイレンか電子式サイレンの吹鳴スイッチペダル(押したときだけ吹鳴)がある(他車両や人などによる突発的危険時に手動よりも足元の方が速く、サイレンの吹鳴ができ危険への警告ができるからである)。 防犯板 - 後部座席から運転者が攻撃されるのを防ぐため、運転席上部に取り付けられるアクリル板。タクシーと同様のもの。 探索灯 カーナビ - 事件・事故発生場所を迅速に確認。パトカーのみならず、ほとんどの緊急自動車に標準装備。 バグガード - 走行中にフロントガラスに虫が当たって付着するのを防ぐための板。ボンネット上に透明な板を取り付け、空気の流れを制御する。高速隊白黒パトカーに装備されるが、170系クラウンを最後に装備されなくなった。 電光掲示板 - 一部の高速隊パトカーの車内後方に装備。「左に寄れ」「パトに続け」等のバリエーションがある。パトサインとも呼ばれる。 一部の高速パトカーは180km/h以上で走れる性能を持つ。 パトカーの後席右側のドアは内側から開かない場合があるが、これは一般車でも装備されているチャイルドロックがされているだけであって特別なことではない(ただし、解除できないようにつまみを固定していることが多い。制服パトカーや交通取締用の覆面パトカーは内側のドアハンドルやドアリンクなどが取り外され、外からしか開かないよう改造されている)。
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