バルゴラ・グローリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 10:17 UTC 版)
「グローリー・スター」の記事における「バルゴラ・グローリー」の解説
【Glory = 英語で「栄光」】 カイメラ隊のジエー・ベイベル(ジ・エーデル・ベルナル)博士の手でVWFSと呼ばれるV字ウィングが取り付けられ、セツコに合わせたチューニングを施して空中戦に対応した改良機。その際、装甲のカラーリングも1号機のものに戻された。その直後のアサキムの策略で1号機のガナリー・カーバーに搭載された「悲しみの乙女」のスフィアが発動。ガナリー・カーバーが生物的デザインに変貌(ブラックボックスであるスフィアが周囲のパーツを取り込み、本来の機能に近い形状へと再構築したと考えられており、それを目の当たりにしたランド・トラビスも全くの別物に変わったと感づいている)し、事実上のセツコ専用機となった。スフィアの力でカーバー本来の出力が発揮されるようになり、遠近問わずに高い戦闘力を発揮する。この意味では、バルゴラ本来の姿と言える。だが、力を得る代償としてセツコの命を蝕み、五感が徐々に失われていく。これはゲーム中の機体性能にも反映されており、この機体に乗ってからさらにセツコが人間では無くなっていく症状が進行するイベントのあとに機体性能・武器攻撃力が上昇する。本機のガナリー・カーバーは古代生物を思わせる有機的な姿に変貌しているが、機体説明によればこちらがカーバー本来の姿に近いらしい。ちなみに、初期の設定ではどんな弾を装填しても奇妙な弾に変えてしまうというものがあった。 武装 レイ・ピストル、ヘルプ・ストライク 全て上記と同じだが、あるイベントではレイ・ピストルを通常武装として使用する。再世篇以降はレイ・ピストルは使用できなくなる(ゲームシステム的にはTRY攻撃がなくなったため)。 ブイ・ストレイターレット 弾丸に回転をかけ、敵機の急所目がけてストレイターレットを3連射する。 ハイ・ストレイターレット ガナリー・カーバーから放つ大出力ビームで前方一直線を撃ち抜くMAPW。 必殺技 ナウティラス・カーバー 最初にガナリー・カーバーのストックで突き出し、形状が変化したバーレイ・サイズを展開、敵機を連続で斬り付ける。トドメに西洋風の剣となったジャック・カーバーを展開(どちらかと言えば形成に近い)し、突き刺した後、一刀両断して締める。名前の由来はガナリー・カーバー(グローリー)のモデルである古代生物から。2号機の「バーレイ・サイズ」と3号機の「ジャック・カーバー」のデータが反映されている。第二次Z 再世篇では演出が変更され、ストックで突きだす部分が無くなりいきなりバーレイ・サイズを展開する。この際、スフィアの搭載部分が緑色に強く発光する演出が追加されている。 ザ・グローリー・スター 自身の所属していた部隊グローリー・スターの名を冠した本機の最強武装であり、レイ・ストレイターレットの強化版。ガナリー・カーバーの出力を最大以上まで引き上げ、超高出力のビームによる砲撃で前方を薙ぎ払う全体攻撃。この武装を使用する時、パイロットであるセツコの特殊なカットインが流れる。
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