バトル級可変ステルス攻撃宇宙空母
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 08:27 UTC 版)
「新マクロス級超長距離移民船団」の記事における「バトル級可変ステルス攻撃宇宙空母」の解説
超長距離移民船団護衛艦隊の総旗艦・総司令部であり、全長1,500メートルを超える超大型攻撃宇宙空母である。名称は各移民船団名にちなみ「バトル○○」と通称で呼ばれ、マクロス7では「Big-M」とも呼ばれる。基本的な構造はどのバトル級も同一であるが、後年の同級はやや大型化の傾向があり、各移民船団によって細かい意匠や配色に差異がみられる。 メガロード級ではいったん廃止された強攻型(人型)への変形機構であるトランスフォーメーション機能を有しており、外敵に護衛艦隊の防衛網が破られるような緊急事態では居住艦から分離・出撃する。同艦はステルス効果のために全火器が収納されており、近接攻撃モードである強攻型へ変形することで、それらがすべて使用可能になる。このクラスは戦闘時にバトル級がシティ艦から分離して活動するため、住民への気兼ねなく戦術戦闘手段として変形を活用できる。変形プロセスは単純化され、無防備となる時間も著しく短縮されている。飛行甲板前部が両腕、後部が両脚として伸張、ブリッジ部が頭部となる。 艦首下部(バルバス・バウ)にあたる位置に、本級最大火力の武器である「マクロス・キャノン」に変形するガンシップがドッキングしている。ガンシップはトランスフォーメーションの際は分離し、強攻型の肩部、または右手に握られ、主砲としての火力を発揮する。連射も可能。ガン・シップ単独でも分離後に行動して発砲も可能だが、その際の威力は低下し、連射は不可能となっている。マクロス・フロンティア船団の旗艦バトル・フロンティアは、攻撃空母型のまま主砲が発射可能で、開放式のため広域砲撃も可能である。そのほかにも副砲や対空砲、艦載機などを多数搭載している。 『マクロス VF-X2』に登場するバトル13、『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』に登場するバトル・アストレアのように、シティ艦をともなわない戦闘用に改造されたバトル級も存在する。
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