ハメ組(仮)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:27 UTC 版)
「HUNTER×HUNTERの登場人物」の記事における「ハメ組(仮)」の解説
約5年かけて、スペルカードによる人海戦術で他プレイヤーを圧倒する作戦を行っていたが、コンプリート目前に初期メンバーの1人・ゲンスルーの裏切りによって崩壊する。初期メンバー10名、最終的には63名に至った。メンバーは全員バッテラに雇われており、クリア時はその役割や実績に応じてクリア報酬が分配される予定だった。コンターチによると、元々徒党を組んだのは戦闘能力に欠けていたからとのことだが、選考会合格者10人を含めた中でも初期メンバーのジスパー(ゲンスルーを除く)が最も戦闘能力に長けていると言われている事から、ゲーム自体はまともにプレイできるがクリアできるほどではない実力の者達で結成された事が窺える。「ハメ組」はキルアが命名した俗称。 ニッケス 声 - 乃村健次 / 家中宏 ハメ組のリーダー格で初期メンバーの1人。G・Iクリアの為に巨大な組織を作った人物で、確実なゲームクリアを目標とする。ゴンのことも勧誘するも、「殺人ゲーム」とみなすスタンスが、ゴンのゲームを楽しむという方針と相容れなかった。クリア間近、ゲンスルーに裏切られて罠にはめられてしまい、瀕死の仲間を助ける為に取引に応じるもゲンスルーの念「命の音(カウントダウン)」を受け死亡した。ゲンスルーの裏切りで組織が混乱する中、涙ながらに瀕死のジスパーの為にカードを渡すように懇願するなど仲間思いな人物であった。 アニメ第2作では「命の音」で即死はしなかったが、ゲンスルー達に嘲笑われ、そのまま力尽きるように死亡。 アベンガネ 声 - 平川大輔 / 花輪英司 除念師。選考会合格者。具現化系能力者。 頭の回転が速く切れ者である黒人の青年。やや他者を見下したような思考だが、表立って見せることはない。ゴン達と同時期に参加したG・Iでその博識を生かしハメ組に属したが、ゲンスルーの能力から逃れるため自分自身を除念した、ハメ組唯一の生き残り。自分自身を除念する直前にビスケとゴンにゲンスルーの能力を教えた(実のところゴンたちには全く期待していなかったが、僅かでも勝算を増やすために一応知らせた)。ゴンがゲンスルーを捕縛した後に再び現れて念獣の解除条件を満たし、ヒソカとの交渉の末、クロロの除念をするため、現実世界に戻る。除念の念獣を生み出す能力(仮称) 念能力を食らう念獣を創り出し、他者に掛けられた念能力を食わせて外す具現化能力。 森で儀式を行い、森の精霊の力(=森に棲む生物のオーラ)を具現化させることで念獣を創り出す。念獣の風貌・大きさは相手の放った念の性質・強さに準じる。この念獣は外した念の「本来の」解除条件を満たすか、外した念の使用者が死なない限り消えることなくアベンガネに憑き纏う。なお、既に術者が死んでしまっている念を外すことはできない。 プーハット 声 - 宮野隆矢 / 二又一成 選考会合格者。合格した後はアベンガネと共にハメ組に入る。ゲンスルーの裏切りに巻き込まれ、独断で交渉をするが、取り合ってもらえずに殺され、首だけの状態でハメ組の元に返された。OVA版では交渉がカットされたため、「命の音(カウントダウン)」で死亡した。 ジスパー 声 - 遊佐浩二 / 青柳尊哉 ハメ組に加入したメンバーをアジトへ案内した青年。ゲンスルーの背後に一瞬で回るほどの実力者だが、直ぐに気づかれたばかりかそのまま顔面を爆破されて命を落とす。ハメ組では最も戦闘力に優れた人物であり、彼があっさりゲンスルーにやられたことが心理戦に大きな影響を与えたとされる。 アッサム 声 - 石塚堅 / 横尾博之 ゴリラ似。 ノームデュー 声 - 坂熊孝彦(第2作) G・Iプレイヤー。OVA版には未登場。 イサク 声 - 横尾博之(第2作) G・Iプレイヤー。OVA版には未登場。 コズフトロ 声 - 飯田利信 アジトへの中継役担当。呪文カードでハメ組のアジトへ行く際、彼のところに飛んでから歩いて行くことになる。アニメ第2作には未登場。 コンターチ 声 - 高戸靖広 / 村上裕哉 アフロヘアーが特徴。アッサムがバラへの呪文カードの譲渡を渋ったために、代わりにカードを渡した自分がバラに顔面を殴られた。その後、「命の音(カウントダウン)」で死亡。
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