ハメルンのカスタネット編からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 03:31 UTC 版)
「彼岸花の咲く夜に」の記事における「ハメルンのカスタネット編からの登場人物」の解説
二瓶 ひかる(にへい ひかる) 『ハメルンのカスタネット』の主人公。 女性のような顔立ちをした優等生の男子生徒。前髪が右顔に掛かっているのが特徴。塾通いしている。 クラスから孤立し、彼等を見下しているため、陰湿ないじめを受けているが、証拠もなく、ただ泣き寝入りする日々であった。その鬱憤を、うさぎ小屋のうさぎを虐待することで晴らしていた。 ある日、うさぎを虐待している所を森谷に発見されてしまうも、彼女に怒鳴りつけて追い返す。そして今度は妖怪のハメルンと出会い、彼の「人をうさぎにする」能力を利用して、いじめを行った生徒達を次々とうさぎに変えて、そのうさぎ達を殺害した。死体は翌日発見され、学校中大騒ぎとなる。 担任の井俣は、飼育係であったため職員室へ呼び、同情されるが、クラスの皆とうまくやれと言う井俣に苛立つ。そして井俣をハメルンの力でうさぎに変えて殺そうと決める。井俣を待つがそこに、彼岸花が現れ、彼岸花にうさぎではなく人を殺す幻覚を見せる。そして、人を殺すことの罪の重さに発狂する。 最後はハメルンを殺害してカスタネットを奪った彼岸花によりうさぎに変えられてしまい、同性であるうさぎの集団によって交尾という名の制裁を受けた。 いわゆる厨二病であり、妖怪に出会っても基本的に驚かない模様。自身を「二重人格」としている。 ハメルン 学校の七不思議に属さない妖怪。自称「音楽室のハメルン」。仮面を気に入っており、常に仮面を被っている。素顔は美形の模様。 妖怪としては珍しく、愉快な性格な面も持つ。 カスタネットの音色で、人間を動物に変えてしまう能力を持つ。 柔和な態度をとり、彼岸花のことを「先輩」と呼んでいるが、実際は七不思議の妖怪を殺して自分がその座に付こうという野心を抱えている。 その為にひかるを利用し、一度は彼岸花をうさぎに変えることに成功して彼女を喰い殺そうとしたが、逆に舌を内臓ごと引きずり出されて死亡した。
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