ハモの利用史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 05:08 UTC 版)
日本列島ではハモは縄文時代から利用されている。京都市中京区の本多甲斐守京邸からは多数の動物遺体が出土し、ハモの前頭骨が出土している。この前頭骨は正中方向に切断されており、椀物に用いる出汁を引くために切断されたものと考えられている。また、別の前頭骨には刃物による横方向の切痕が残り、目打ちで頭部を固定した際に暴れまわるハモの頭部を包丁で叩いた傷と考えられている。また、現在のハモ調理では行われないが、歯骨からは包丁で危険な歯を取り除いた傷も見られる。
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