ネルヴァリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:50 UTC 版)
ネルヴァル 声 - 銀河万丈 本作の黒幕。半世紀前に獅子堂財団の主導の下で試験的に開発・建造された世界初のブレインコロニー。レオパルドにとっては父親に当たり、ネルヴァルもレオパルドのことを寵愛していた。 コロニーの人口が100万人を越えた頃、他のブレインコロニーと手を組んで人類に反旗を翻し、外部との通信を遮断して内部の住民を洗脳する行動に出るが、当時の獅子堂評議会とレオパルドによって討伐され、ボディを失う。その後、自らを信奉するブレインコロニーや人間を「ネルヴァリスト」として集め、人類から記憶と意思を奪って人類を支配する「リスナー計画」を推進する。なお、人間と接触するときには青目金髪の人型になる。 ところが、ナミやつつじ等の行動を通じて人類を支配するのは不可能と判断し、自ら改心して獅子堂評議会に投降する。その際にレオパルドが「プリンス・オブ・ダークネス」に取り憑かれ、レオパルドを救うために秋葉たちの仲間になり、秋葉たちに協力。 最終的にはレオパルドが追い出した「プリンス・オブ・ダークネス」を自身のコロニーに閉じ込め、レオパルドの反物質砲を受けて再びボディを失った。 アレイダ 声 - 中原麻衣 ネルヴァリストの中心人物であるEX-QTで、ネルヴァリストから「教母様」と呼ばれる。銀色の装甲服を全身に纏い、圧倒的な身体能力と、肘の突起から生成するタキオンソードを武器に戦う。心に蟠りを抱える人間をネルヴァリストへと勧誘する役割を担う。彼女が現れる先々でテラ・アブダクションが発生していることから、殺人、誘拐など数々の容疑で指名手配されている重犯罪人。 その正体は獅子堂神楽であり、終盤でネルヴァルにかけられた洗脳が解け、獅子堂財団側に復帰する。 クサンチッペ 声 - 田中理恵 ネルヴァルに仕えるブレインコロニーの1体。紫色のブレインコロニーで性別は女。高飛車な性格で、レオパルド曰く「陰険な女」。趣味は歌を歌うことだが音痴。 ベンケイ 声 - 内田直哉 ネルヴァルに仕えるブレインコロニーの1体。逆さまのおにぎりの形をした白いブレインコロニーで性別は男。かつてはボナパルトと名乗っていた。また、50年前は緑色で、レオパルドと同じ形をしていた。 ネルヴァルの寵愛を受けるレオパルドを50年前から羨ましく思っており、レオパルドをライバル視して彼のミラーを奪おうと目論む。一時は奪取に成功したが、後にレオパルドに敗れて取り戻される。 性格は優柔不断。途中からつつじをパートナーに迎えるが、つつじの鋭い態度に押され気味である。趣味は鏡を集めること。 馬場つつじ(ばば つつじ) 声 - 沢城みゆき スール学園生徒会役員。 学校や生徒会では影が薄い存在で、それに不満を募らせている時にアレイダの誘いを受けてネルヴァリストに転身。ベンケイのパートナーとなるが、彼を利用することもある。私服姿を見せることがあるが、虎縞ビキニを着用していることが多い。 自分が遭った不幸な出来事を全て「運命」に押し付ける一面がある。 イグジステンズ 50年前、対ネルヴァル用に製造された生体兵器。9体が存在し、それぞれやよい、いぶき、きよみ、みずほ、ほのか、かほり、りんな、なぎさ、さくやと名付けられている。元は「宇宙をかける少女」のものであったが、第一次ネルヴァル事変の際にほのか以外の個体はネルヴァル側に取り込まれ、ネルヴァルのカークウッド制圧以降は「宇宙をかける少女」の力を得たナミの支配下に置かれる。 竜宮院 / 鰐淵 / 亀岡 声 - 中博史(竜宮院)、宮下栄治(鰐淵)、酒井敬幸(亀岡) 第一次ネルヴァル事変後、リスナー計画に対する準備を進めてきたネルヴァリスト。
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