ネオ・アルカディア四天王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:27 UTC 版)
「ロックマンゼロシリーズ」の記事における「ネオ・アルカディア四天王」の解説
斜体は異名。オリジナルのエックスのデータを基盤として誕生した4人の戦士たち。後の『ロックマンゼクス』にて、ガーティアンの初代司令官に4人を参考にしたライブメタルが製作されている。 翠緑の斬撃 賢将ハルピュイア(Sage Harpuia) 声 - 緒方恵美 ネオ・アルカディア四天王(The Four Guardians)のリーダー格。十の光る武具の一つ、ソニックブレード(二刀流)を持つ。誇り高い性格で、エックスを政治面で補佐していた。「烈空軍団」を率いる。雷や竜巻をその気になれば起こすことができる。 エックス(オリジナル、コピー含め)を崇拝し、人間を守ることを絶対としているが、コピーエックスの統治しているネオ・アルカディアの在り方に少なからず疑問を持っている節もある。コピー死後はネオ・アルカディアの指揮代行を務めていたが、コピー復権後、度重なる失態を指摘され、レヴィアタンやファーブニル共々幹部の座を追われた。バイルによってネオ・アルカディアが掌握され、人間たちを守るためネオ・アルカディアと離別。以降の足取りに関しては作中で明言されなかったが、後にスタッフインタビューなどで彼らのその後が語られている(詳細は四天王参照)。初めはゼロをあからさまに敵視していたが、彼との戦いを通してレジスタンスの考えにも理解を示すようになり、Z3でオメガに重傷を負わされて助けられたりと、ゼロとはライバル関係にある。名前の由来は、ギリシャ神話に登場する妖鳥ハーピーの別名。 当作品以外のXシリーズのソーシャルゲーム作品『X DiVE』では2021年3月3日に登場し実装された。 紅蓮の豪腕 闘将ファーブニル(Fighting Fefnir) 声 - 中井和哉 四天王の1人で、対レジスタンス焦土作戦を執行する「塵炎軍団」のトップ。十の光る武具の1つ、ソドム&ゴモラ(マルチプルランチャー)を持つ。前線で戦うことを好む。常に己の強さに見合う好敵手に飢えており、事ある毎にハルピュイアを挑発しているが、これはファーブニルがハルピュイアの力を認めていることの表れである。ゼロに敗北した後は彼との決着に固執するようになる。自ら前線に立って戦うことを好み、他の軍団に比べて所属レプリロイドが極端に少ない。名前の由来は、北欧神話やゲルマン神話に登場するファフニールの別名。武器のソドム&ゴモラとは、旧約聖書に出てくる天からの火で滅ぼされたという都市の名前である。 蒼海の海神 妖将レヴィアタン(Fairy Leviathan) 声 - 今井由香 四天王の紅一点で、水中戦が得意。十の光る武具の1つ、フロストジャベリン(槍)を持つ。「冥海軍団」を指揮する。部下は熱血漢が多いが、自身の性格はクールで結構きつい。ゼロと対峙して以来、彼に愛憎の入り混じったような執着心を抱き、感情的な振舞いが見られるようになる。「地上はホコリっぽい」という理由で水中に居ることが多い。名前の由来は、旧約聖書に登場する海の怪物レヴィアタン。 当作品以外のXシリーズのソーシャルゲーム作品『X DiVE』では2020年7月(台湾先行)に登場し実装された。通常の姿の他に、季節限定の「納涼のレヴィアタン」も登場する。 漆黒の幻影 隠将ファントム(Hidden Phantom) 声 - 稲田徹 四天王の1人で、「斬影軍団」の頭領。十の光る武具の1つ、闇十文字(手裏剣)を持つ。隠密行動に長けている。四天王の中では温厚・寡黙な性格であるが故に、周囲から甘く見られている。が、エックスに対し絶対的な忠誠を誓っており、その存在を脅かす者には一片の情けもない。ゼロとの闘いで敗北し自爆するが魂は消滅せず、現在はサイバー空間に身を潜め、死してなおエックスを守護する。世界でゼロの秘密を全て知り、サイバー空間で再会したゼロと再び勝負に挑むが、「英雄としての魂は本物」とゼロを認めて去っていった。また、『リマスタートラック ロックマンゼロ・テロス』のドラマパートではサイバー空間でエックスと再会し、その後一時的にサイバー空間に来ていたレヴィアタンとファーブニルとも再会している。Z2で復活予定があり、アームドフェノメノンのデザイン画はZ3のヘルバット・シルトに酷似している。名前の由来は、西欧で亡霊・幽霊という意味を持つファントム。
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