ディスヌフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:46 UTC 版)
19号機(仏語:dix-neuf)。パイロットはラルク・メルク・マール。 学ランのようなコートを纏った大男に見えるシルエット(フォルム的には不良番長に近い)を持つバスターマシン。2の時代では他に20番台以降しか残っていないため、最古のバスターマシンとなる(7号を除く)。最古の名に恥じぬ歴戦の勇者で、その全身に戦傷がある。左腕は60番台のパーツを流用した義手であり、右目を貫く角はおよそ500年前の戦闘で突き刺さったものである(修理しないのは、角が脳幹をかすめており、下手にいじると貴重な戦闘経験値を失いかねないことと、ディスヌフ自身が修理をいやがったことによる)等、改装と修繕を重ねてきたことが一目で分かる。 追加装備、装甲コートによって、ロケット形態への変形が可能。「長距離侵攻セット」を装着することで遠隔地での作戦行動もこなす。ラルクのエキゾチックマニューバにより量子化され、瞬時にパイロットの元へ転送される。また、少なくとも彼以降のバスターマシンには搭乗者であるトップレスが乗り込むためのコックピット兼動力炉が存在する。ディスヌフは劇中にて自力でこれを排し、そこへ縮退炉を取り込むことで本来の力を発揮した(ディスヌフが縮退炉を取り込むシーンはガンバスターが体内から縮退炉を掴み出すシーンの逆パターンの演出となっている)。この際、ラルクは頭部の本来のコックピットへと移っている。なお、縮退炉のデザインは本物の心臓を模したものとなっており、トップレス用コックピットのデザインは医療用人工心臓を模したデザインとなっている。 また、過去のパイロット達による各部への落書きが今も残っており、胸部装甲内には40世代も前の落書きもある。 ガンバスター同様、劇中では使用されていない武装があり、バスタークラッシャー(釘バット)を使ったバスターホームランをはじめ、バスタートマホーク、バスタースピアなどが存在する。 バスタービーム 両手の甲にあるマークを合わせることで発射。 バスターキャノン 指先から発射される。初弾装填に時間がかかるのは「トップ」世界の常識。 バスターゲイター 装甲コート内に装備された下駄型打撃兵器。 バーニングウォール 装甲コート内に装備された多連装ミサイル。 バスターマイト 腕部装甲が開放されたときに発射される全方位ミサイル。 イビルガイザー 装甲コート解放後に背中に現れる鬼の顔から発射されるビーム角。解放後の装甲コートは大型ビーム砲として運用。 バスター雷王星落し ラルクのエキゾッチックマニューバにより雷王星を転送、敵に叩き付ける技。エグゼリオ変動重力源に対して使用し、秒速20kmで直撃、ダメージを与えたが致命傷にはならず、ついでに衝撃波で周囲のバスター軍団を消滅させてしまった。なお、この攻撃方法が後のドゥーズミーユによる質量攻撃に応用されることになる。
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