バスター軍団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:46 UTC 版)
『トップをねらえ2!』にて当初宇宙怪獣と思われ、永い間人類と戦い続けてきた存在。 その実体はバスターマシン7号を中核とした無人バスターマシンによる太陽系絶対防衛システム。7号1人に従い、7号の手足となって敵と戦う。太陽系外から侵入してくる変動重力源の迎撃及びブラックホールエグゼリオに捕われている変動重力源の封印を目的とする。 エクセリヲンがブラックホール爆弾として使用されたことで発生した太陽系新11番惑星ブラックホールエグゼリオ周辺を製造工場(巣)とし、ブラックホールの潮汐力をエネルギー源、ブラックホールに引き込まれつつある太陽系旧13番惑星雷王星の構成物を材料に使っている。ボディーはナノマシンにより構成されており、失われた縮退炉技術が使われているほか、内部には旧世界の超兵器が搭載されている。自己修復・自己進化が可能で、人類のケアがなくても黙々と働き続け、より強大に、より効率的に進化してきたが、その姿は皮肉にも旧来の敵である変動重力源(宇宙怪獣)と瓜二となってしまった。 バスター軍団がこれまで人類と戦い続けてきた理由は、人類の中に生まれた新たな可能性「トップレス」を、変動重力源(宇宙怪獣)と同じ脅威に感じ取ったこと、一方でバスター軍団の存在を忘れた人類側は自己増殖・進化したバスター軍団を宇宙怪獣と勘違いしたためであった。 ただし、バスター軍団が真の宇宙怪獣ではないという事実が判明した後も、地球人類は相変わらずバスター軍団を宇宙怪獣と呼び続けている(本当の宇宙怪獣のことは変動重力源と呼んでいる)。 変動重力源の出現・戦闘により、ブラックホールエグゼリオと雷王星が失われ巣が壊滅した後は、7号の指示に従い、巣の跡地にほぼ総てのバスター軍団が集結し、さらに太陽系周囲を囲んでいたガス雲「赤い天の川」を吸収して(この際今まで観測不能だった宇宙域が観測可能になり、凍結していたヱルトリウムを始とした凍結艦隊(銀河中心殴り込み艦隊)らしき遺跡群が発見されている)、7号を中核とした太陽系防衛システムの集合構造体ダイバスターへと合体した。その後忽然と姿を消していたが、最終決戦に際し、亜空間より出現し戦闘を行っている。ダイバスターとドゥーズミーユ及びエグゼリオ変動重力源との戦闘により、多数のバスター軍団が失われ、ノノがダイバスターを破棄しエグゼリオ変動重力源を撃破したことでブラックホールが崩壊してしまい特異点がむき出しになった。そのためビッグバンが起こりそうになる所をバスター軍団がその特異点を包み込み消滅した。同時に残ったバスター軍団は崩壊した。
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